Looking Forward | Surf’s-Up

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音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

すっかりご無沙汰の更新です。


大袈裟な言い方かもしれないけど、ここ最近の僕は、語る「言葉」を失っていた。


理由は様々あるんだけど、まず一つの要因は、人間関係の変化にある。


例えば、「友達ができた」「彼女に振られた」「妻とけんかした」「同僚と音楽のことで、意気投合し、仲良くなった」などなど、人間関係に変化が生じるのは、万人に起こりうる事だ。


今挙げた例の中のいくつかは、自分に当てはまることなんだけど、こういうことを上手く飲み込んでいくことがとても苦手だ。世で言う「めんどくさいやつ」とは僕のことだ、きっと。


不必要であろうと思われたところで必要とされたり、今まで必要とされていた人にとって不必要な存在になりつつあったりと、そんなことがしょっちゅう起きる。正直疲れている。


今はとにかく、必要とされる場所で、ささやかにでも報いることのできるよう、精一杯やるだけだ。求められていないところで、追いかけるのはもうやめよう。


そんな中11月は素晴らしいライブをいくつも観た。


中川敬&リクオ、ポール・マッカートニー、泉谷しげる、そして山下達郎。そのどれもが、アーティストのオリジナリティーが強烈に感じられるライブだった。


こういう素晴らしいライブに出会わなければ、どうにかなっていたかもしれない。本当にそんな状況でした。でも、だいぶ前向きです。