Helpless | Surf’s-Up

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音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

夜中の1時に、女性から「たすけて」というメールが。


こういうとき、どうすればいいんだろう?


「何かあった?大丈夫?」と電話をする。


しかし、遠くにいる人がわざわざ自分に助けを求めることがあるだろうか?


どういう事を意味した「たすけて」だったのか、考える。


相手はその日、飲み会。


具合が悪いから・・・という意味か、それとも不測の事態に巻き込まれたのか?


何か楽しくないことがあっての「たすけて」か?


不測の事態であったとしたら、すぐに連絡を取るべきだろう。


でも、本当に助けて欲しいのだったら、旦那さんにでも連絡するだろう。


ただ、メールを間違って自分に送りつけてしまったという可能性もある。


助けを求める相手が間違っていたら、自分が出て行ったらとっても間抜けだし。


旦那さんに送ろうとしたのに間違って僕に・・・だったとしたら?


僕が旦那さんに「こんなメールが・・・」と教えるべきなのだろうか?


それとも単に酔っぱらった、おふざけか・・・


夜中の1時にいったい何ができるのか?




で、自分はどうしたかというと


何もしませんでした。


でも気にはなって、ほとんど眠れず。


この文章のように、もうぐちゃぐちゃ。


どうしようもないので、朝方に「何かありましたか?」というメールを。


しばらくして返信があり、結局その時にすごく酔っぱらってたとのことでした。




とりあえずは無事で良かったし、緊急性のあるものではなくて安心しました。


結果的に何もしなくて良かったんだということになったわけで。


でも、正しかったのに、えらくスッキリしない。


それは自分に対して。


こんな事で、もう、何なのだろう、俺は・・・




昨日からThe XXをリピートしています。


前作も好きだったけど、このセカンドはもっと好き。


「凄まじさ」さえ覚えてしまうくらい、最小限の音で


こんなにもヘルプレスな痛々しい感情を表現できるなんて。


You leave with the tide

And I can't stop you leaving

I can see it in your eyes

some things have lost their meanings


TIDES/The XX


こういう事をさらりと表現してしまう詞も秀逸。