今年2回目のハーフマラソン。
行きたかったジョイン・アライブ(あぁ、源くん・・・)をあきらめて、このレースに参加しました。
というのも、このレース、他のハーフとはちょっと違うんですよね。
昨今のランニングブームで、どの大会でもだいたい人が増えてるし、
年々「ランニング始めましたよー」っていう初々しい雰囲気が広がってきている。
でも、この士別ハーフマラソンは、全然そんな感じがない。
実際は人も増えているんだろうし、初体験の人もいっぱいいるんだと思う。
だけど、そこに漂う雰囲気は、「ストイック」。
実際平均記録も高い。真夏のレースなのに。
レベルが高いのには理由があって、この時期北海道士別市には多くの実業団が合宿に来ている。
そのため士別市は「合宿の里」とも呼ばれている。
今日昼食を取ったホテルにも、ダイハツ、ノーリツ、そしてトライアスロンの五輪代表まで宿泊していた。
彼らは、レースに出た後、走ってホテルまで戻る。山道を3キロくらい。
だから、アップの様子を見ていてもちょっと一般ランナーとは違う。
それがすごく面白い。
そして、そのせいか大会全体にピリッとした空気を感じるのだ。
北海道とはいえ、この時期は普通に25℃は超える。
マラソンに適した気候ではない。
そんな中、わざわざ21km走るランナーはやっぱりストイックなんだと思う。
でも、そのヘロヘロ、クタクタになる感じが逆に心地良いのだ。
で、今回の結果は、今年初めて満足のいくものでした。
参加は今年で3回目になるんですが、自己ベストが出ました。
前半は「ダメっすね」と思うくらいスローでした。
でも後半ギアを入れることができた。
明らかにスタート時より気温は上昇しているはずなのに、ピッチを早めることができた。
で、19km以降はキロ4分を切っていた。これは自分でもびっくり。
ラストの1kmは3:40。ちょっと信じられない。
前半の遅れはさすがに取り戻せず、1時間30分は切れなかったけど、
昨年よりちょうど1分早い、1時間32分21秒でゴールしました。
今の実力ではこんなものかなとは思いますが、
実力をちゃんと出せたことに満足しています。
あと、少し体重を落としたのが良かったのかな。
自転車に乗ってるのも良いかもしれない。膝に負担がないし。
個人的にイーブンで行くよりも、前半落として後半ガッツリ上げる方が気分的には良いし
記録も良くなるような気がします。あくまで感覚の問題ですが。
ちなみに優勝は、あの川内選手でした。埼玉からお疲れ様です。
自分は見ることができなかったけど、めちゃめちゃ速かったらしい。
そりゃそうだ。