終わらない宿題 | Surf’s-Up

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音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

今日も仕事で大変なことがありました。

決して自分の落ち度ではない。

でも、結果的に周りにとてつもない迷惑をかけている。


年末は忙しい。

自分の仕事を山ほど抱えている人。

用事がある人。

中には、「彼氏とデート!」って人もいるかもしれない。


そういった仲間達が、横殴りの雪の中を歩いていく。


なんておわびをしたらいいのか。


どうにもいたたまれない気持ちになってしまい

僕は逃げるように職場を飛び出した。


どうしても一人になりたくなくて、

結局はお酒の力を借りちゃって。



今日あった良いことは

買ったばかりのモッズコートを、ある人に「かっこいい」とほめてもらったことくらいだ。

そんなの、気づく人なんてほとんどいない。

普段はそんなこと全く気にも留めないんだけど、

こういう日は、それがさらなる落ち込みにつながってしまうからおそろしい。


でも、ちょっと職場から外に出ると、案外嗜好の重なる人がいたりするから面白い。

モッズコートにときめく人に悪い人はいない。

もっと言うならば、そういう人はかわいいか、美人と決まっている(スミマセン・・・)。

フレッド・ペリーからポール・ウェラーやThe Whoの話へと広がっていくことだってある。

こういうときは「一人でなくて良かった」と思う。



話がやや散漫になりがちだけど

自分は「どうにもならないこと」を「どうにかしよう」とする癖がある。

癖というよりは「悪あがき」なのかもしれない。


もっと、流れに任せてしまえば

割り切ってしまえば、きっと楽なんだろう。


そして、人をもっと頼っていいのかもしれない。

頼らないことで、自分を強くしようとしてきたけど

結局はそうじゃなかった。


人を頼ることで、もっと強くなれたんじゃないか

今はそう思う。


自分は頼れる人を見つけるべきなのかもしれない。

でも、すでにいるんだと思う。


いるのがわかっていながら、目をつぶっている状態、かも。

でも、今日、片眼が開いたような気がします。まだ、ぼんやりとだけど。

あとは、自分の覚悟次第。


これまでも、そのことは考えてきた。

なぜ、自分から逃げているのだろう?という自問自答を繰り返してきた。

でも決断するには、もう少し時間がかかると思うし、前向きに考えていきたい。

忘れること、許すこと、自分の気持ちを確かにすること

やるべき事がたくさんある。


佐野元春の言葉を借りるならば

「新しいシャツを見つけにゆこう」ということかな。


その宿題は来年まで持ち越すことになるだろう。