ソウルフラワーの後、The Pains Of Being Pure At Heartに行こうか迷ったんだけど、このままホワイトでサニーデイ・サービスを見ることに。
いつもサニーデイのライブで心配なのが晴茂くん。昔からそうだけど「だいじょぶ?」って声をかけたくなるような容貌、プレイ。この日は眼鏡をかけていて、それがまた何とも「ダイジョウブ?」って感じに拍車をかける。
先ほどのソウルフラワーとは対称的に、こちらは「恋におちたら」でしっとりとスタート。「白い恋人」「青春狂想曲」とファンにはおなじみな曲が続くが、なんとなくゆるい。もちろんこの「ゆるさ」があってこそのサニーデイなんだけど、フジロックなのにいつもよりも3割り増しくらいゆるく見える。グッときたのは「ふたつのハート」と「サマーソルジャー」くらいだったかな。あとはただtだ懐かしさを楽しんでいた。
様々な形で音楽を作り続ける曽我部恵一であるが、今はサニーデイが一番大きいということでもないのだろう。ソカバンであれば青春の熱狂、ソロであれば日々の喜びと潜む憂鬱、そういった色づけが、実は一番されていないのがサニーデイのような気がする。そう言う意味では、これからどんな道を歩んでいくかわからないバンドなのかなと思う。
そういう、未だ「まっさら」な自然体の姿勢が、よく現れていたライブだったと思う。予定よりも早く終わりそうになり、あわてて2曲追加するグダグダぶりもまた彼らの真骨頂ではあるのだけど、やはりゆるかった。
.恋におちたら
白い恋人
青春狂想曲
若者たち
NOW
ふたつのハート
週末
サマーソルジャー
胸いっぱい
スロウライダー
.コーヒーと恋愛