上向いてきたかなと思ったら、またドンと落ちてしまうのが実に厄介。
自分をコントロールするというのはこんなにも難しいものなのか。
佐野元春の「ボヘミアン・グレイヴヤード」という曲に、こんな歌詞がある。
僕はどこにでも行けるさ
けれど僕はどこにも行けない
これはつまり、「どこにだって行ける自由はあるけれど、僕がいるべき場所は見つからない」って事なんだと思う。
今自分は、この意味を身をもって実感している。
図らずも、好きに、自由にできる状況があるにもかかわらず、どうしていいのかわからない。
仕事の帰り道、どこに向かえばいいのかわからない。
走ったり、好きな音楽を聴いていても、時々その意味さえわからなくなりそうになる。
そんなことを考えるようになってから、すっかり落ちてしまった。
一時的に食欲が湧いてきて、食べることはできるんだけど、食べたあとがすごく苦しい。戻すこともある。
今一番まともに食べられるのは給食だ。給食の時間は大勢の中にいるので、余計な思考に陥らない。
最近は、大勢の中の方が心地よく感じることもある。
また、すごく眠いのに、眠れなくなる。で、おかしな時に眠くなる。
もろいなぁ。
自分の弱さを感じる。
でも、そんな時に聴きたくなる歌がある。
サヨナラColor
すっかり有名になった曲ですが。
そこから旅立つことは
とても力がいるよ
波風立てられること
嫌う人ばかりで
でも 君はそれでいいの?
楽がしたかっただけなの?
僕をだましていいけど
自分はもう だまさないで
サヨナラから 始まることが
たくさん あるんだよ
ほんとのことが 見えてるなら
その思いを 僕に見せて
自分を貫く事は
とても勇気がいるよ
誰も一人ぼっちには
なりたくはないから
でも 君はそれでいいの?
夢の続きはどうしたの?
僕を忘れてもいいけど
自分はもう 離さないで
サヨナラから 始まることが
たくさん あるんだよ
ほんとのことが 見えてるなら
その思いを 捨てないで
サヨナラから 始まることが
たくさん あるんだよ
ほんとのことは 見えてるんだろう
その思いよ 消えないで
その思いを 僕に見せて
もうちょっと、自分を貫いてみようかと
そんな気持ちをぎりぎり持たせてくれる曲です。