笑う犬、懐かしかった。
今日は「カールじいさんの空飛ぶ家」を観てきた。
前評判が高かったが、その通り見応えのある作品だった。
冒頭の回想シーンが秀逸。台詞がなくてシーンの移り変わりだけなんだけど
夫婦がどんな人生を歩んできたか、お互いの存在をとても大切にしてきたことがわかる。
人生のささやかな日々。例え平凡でもそれはかけがえのないものであるということ。
しかし、かけがえのないものにしがみ続ける事が出来るのか。
あまり話すとネタバレになるので避けますが
監督のピート・ドクターは冒険活劇と、人生ドラマの絡ませ方が上手い。
大人も楽しめる作品でした。
ちなみに原案を手がけたのは「扉をたたく人」のトム・マッカーシー。
なるほどテーマが重いわけだ。