Girlsとぼく | Surf’s-Up

Surf’s-Up

音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

ALBUM



最近こいつばっかり聴いている。



暴力性と甘美を行き交うポップサウンド



クリストファーの剥き出しの叫び



どこまでも壊れていて、痛々しさすら感じるけど



耳を傾けずにはいられない。



首根っこ捕まえられてステレオの前に座らされる感じ。



それは、クリストファーの紡ぐメロディーが



彼の生き方を反映しているかのように、どこまでもリアルで痛みを伴ったものだから。



「リアルなメロディー」という言葉は少々可笑しいのかもしれないが



ぼくにとってすごく切実に響くと言うことです。



カルト教団に入信した母親に連れられ、各国を放浪し



やがて醜い現実に嫌気が差して脱走したクリストファーと



なんの変哲もない人生を送っている北海道の37才に共通点はまず見いだせないけど



不思議と彼の描く世界が自分のことのように思われてしまう。



朝の光の中で会おう


これが永遠に続かないと、僕たちは知っている


時間を使い切るんだ これでいいのだと思えているうちに


やるなら今だと分かっている


今夜 夜空の中で会おう


どこか遠くへ、一緒に飛んでいけるかも


もしも僕たちがうまくやれば


この愛を永遠にできるかも




morning light