Lemonheads | Surf’s-Up

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音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

平日の正午です。家にいます。


引きこもっているわけではなく、引きこもらざるを得ない状況です。



まぁ、元々は今日は振り替えの休みでして


自由を謳歌しちゃおうと思っていたら


昨日から娘がインフルエンザになってしまい


看病中なのです。


まぁ、いたしかたのないことですけどね。



午前中にやらねばならぬ家事を全て終えてしまったので


ぼけーっと。


娘っ子は寝ているし。



ここのところ新譜を買っていないので


久しぶりに「懐かしいの聴こう」と。



山下達郎ばりに「棚からひとつかみ」



その中の1枚を紹介



It’s a Shame About Ray/Lemonheads



知っていますか?Lemonheads



これは1992年のアルバム。そして彼の代表作でしょうね。


個人的には、次の「come on feel」というアルバムも傑作なのですが


世間的に認知されてるのはこのアルバムでしょう。



特にMrs.Robinsonのカバーは有名なんじゃないでしょうか。


こないだもとある釣り番組で使われていました。



90年代頭というと


Dinasour.Jr,Nirvana,Mudhoneyらオルタナ・シーンのなかでグランジが台頭してきた頃。



そんな中、なぜかLemonheadsもグランジのように扱われていたような気がします。


(まぁ、このアルバムでメジャーデビューする彼らは、それまでは割とグランジな音を出していました)



彼らの良さはなんと言っても楽曲。


一度聴いたら覚えてしまうほど、キャッチーで


そこにエッジの効いたサウンドが乗り、疾走感のあるキメキメなロックへと変貌するわけです。


当時はありそうで、なかなか無い音だと思います。今で言うところの「パワー・ポップ」でしょうね。



中心人物のイヴァン・ダンドゥは当時はセクシーなロックスター扱いでかなり注目を集めていました。


また、ジュリアナ・ハットフィールドと交際していて、このアルバムもジュリアナがメンバー扱いされていました。


所々で清涼感のあるコーラスが聴けます。



大学生の頃はとにかくよく聴いていました。


あの頃はそんなにCDも買えなかったので、よく聴くことは珍しくなかったけど


それにしてもよく聴いていました。



こうやって久しぶりに聴いてみても


全く鮮度は落ちていないですね。素晴らしい。
かなりおすすめの一枚です。