またちょっとした仕事の話。
今日の放課後、ある子が「先生、はいこれ」と包みをくれました。
「何が入っているの?」と聞くと
「いいからいいから」と言って、彼女は去っていきました。
他の子たちが全員帰った後、包みを見ると・・・
赤ペンが2本。手紙が添えてありました。
その赤ペンを見て、ピンと来ました。
実は昨日、大量のテストの添削をしていて、新品の赤ペンが
数時間でインク切れになったのです。そのことを、何下に
子どもたちにしゃべってしまったんです。
悪いことしたなぁ。
その子の親に確認してみようと思い、電話をすると
その赤ペンはお小遣いで買ったとのこと。
お母さんは「貰ってくれるかどうかわからないよ」と諭したそうですが、
「それでも買う」と言ってきかなかったとのこと。
なので、ありがたく使わせて貰うことにしました。
赤ペンがどうのこうのというよりは、
子どもが純粋に感情で動く瞬間に
はっとさせられることがあります。
そして、そういう子どもの純粋さに
救われることがたくさんあります。
自分も純化されるような。
いい音楽もそうだと思うんだけど、
理屈ではない、あるがままの部分
そういうものが人の心を突き動かす。
突き動かす純粋さは持っていなくても
突き動かされる感性だけは持っていたいと思います。
明日、ちゃんとお礼言わなきゃ。
今の気分の1曲。オクラホマ州の公式ロックソングなんだって。Cool!