昨日からずっと聴いているんだけど、すごい!
前から輸入盤が店頭に出回っていたけど、自分はDVD付きの日本盤を買うと決めていたので、
昨日まで買わずに、試聴もせずに我慢した。我ながら、えらし。
いや、素晴らしいなこのアルバム。
雑誌でのアルバム評なんかは読んでいたけど、だいぶ印象が違います。
まず、アーバン・ヒムズやリチャードのソロ作に見られるような、メロディーのわかりやすさはあまりないようなことがよく書かれていたけど、今作は全体的に十分メロディアスだと思う。リチャードはソロで培った部分を、このアルバムでは上手く生かしていると思う。「Love Is Noise」を初めて聴いたときには正直複雑で、なんとなく万人受けをねらったようなポップさが苦しくも感じられたけど、アルバムの中にこうして組み込まれてみるとさほど違和感はない。むしろ輝いているように見える。
詳しいことはまた後日書こうと思いますが、僕はすごく肉体的なアルバムだと思う。ロックのしなやかさや息づかいが感じられるというか、ロックそのものが一つの「生き物」として存在しているような、生々しさのあるアルバムです。