十字を切るよ Weekend | Surf’s-Up

Surf’s-Up

音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

あれから1週間


あれ以来ずっと、シロップ漬けでした。


とはいっても、私、桃ではございません。


なんというか、聴かなくなったら本当に手の届かないところへ行ってしまいそうな気がして。


悪あがきといえば、悪あがきでしょう。



そろそろ、今日あたりから、また「通常営業」に戻そうかと思います。

特に理由はなく、なんとなく「そうするべき」な気になったからです。


今週はCD2枚購入しました。


Vampire Weekend


このバンドは、当然今注目されている「アフロ・ビート」が売りなんだろうけど、僕は「メロディーの素晴らしさ」に尽きると思う。

50年代のスタンダードっぽい、どこか懐かしいメロディー。

それをアフロビートでやると、どこかローファイで

CYHSYの1stのようなホームメイドなポップになるんですね。

今のところは、これ、かなり癖になりそうです。


Mansard Roof


Caesars/Strawberry Weed


スウェーデンのバンド、Caesarsの2枚組アルバム。

まだほとんど聴いていないのだけど、印象を言うならば


Mando Diao meets The Coral!


帯にも「サイケでフォーキーな、ガレージロック満載」と書いてありますから。


これも良いですよ。1曲1曲がタイトで、さくさく進んでいくので(この辺はスウェディッシュ)、

ボリュームあるけど、聴きやすいです。そして、曲がよく練られているなという印象です。


Boo Boo Goo Goo





DVDも1枚


ライヴ辺野古/Soul Flower Union


沖縄の辺野古ビーチ(在日米軍海兵隊基地キャンプ・シュワブ側)で行なわれた『ピース・ミュージック・フェスタ!辺野古 2007~わったーしまはわったーがまもる』の、ソウル・フラワー・ユニオン、ソウル・フラワー・モノノケ・サミットのステージを収録。


特典映像に『アメリカの戦争と日本』という短編映画があるのだが、これが一番強烈だった。

悲惨な殺戮、無用な環境破壊を阻止するため、いろいろなやり方はあるのだと思う。


正直言うと、この映画は観ていて重苦しくなった。

例えば、建設予定地でのボーリング調査に対して、反対グループはボートでの特攻を試みる。

また、櫓に登って組ませないようにする。

そういったやり方が果たして本当に正しいのか、それは自分でも判断が下せない。


「基地はいらない、どこにも」

ただ、軍事基地のない世界がどのように変わるのか。

それもまた想像ができない。


ライヴ・パフォーマンスは相変わらず最高です。

強く求む!北海道でワンマン!