へ~と思った、川端邦宏プロのこの記事。
小さいボードの方がかっこいいっていう文化があるんですね。
未経験者の私には乗り味なんかはもちろんわかりませんが、ひょっとしたら難しい方がカッコイイとか辛さに強いのがカッコいい的な価値観と同じなのかなぁ? ピアノで例えたら、モーツァルトのトルコ行進曲を弾けるよりもショパンの英雄ポロネーズを弾けるほうがかっこいい、みたいな。(トルコ行進曲の方が楽譜は簡単だけど音数が少ないからこその難しさがあるんですけどねw)
のだめちゃん(from のだめカンタービレ)の「好きなようにピアノを弾いて何が悪いんですかっ」ってセリフみたいなことでもありそう?
個人的な見解ですが、そもそも日本には根本的に小さく繊細なものほど美しいとされる美的感覚がある気がします。愛でるべきは小さいもの。子どもの頃から長身だった私はその価値観のせいで肩身が狭い思いをしたものです笑。同時に小さいモノ・コトをいかに大きく立派に見せるかに注力しがちなところも。これには日本が島国であることや、居住空間の体積の小ささが絶対関係してますよね。体格も人格や価値観も、環境の物理的な制限に応じて形成されるものなので。
だから世界のトップを目指すサーファーこそラクに楽しめる浮力の大きいボードにも乗るようにすれば世界で戦う上で障壁になっていると思われる日本的な価値観(言葉悪く言えば島国根性)を乗り越えて世界でも勝てるようになれるんじゃないか、なんて素人ながらに思いながら川端プロの記事を読みました。
大は小を兼ねるということを身体で知る(この「知る」はスペイン語で言うところのconocerの方。saberではなく)ことが大事なんじゃないかなと。
テキトー言うてますけど、案外的を射てると思うんですよねぇ。