Nias Pro 2023 R32の伊東リアル選手にド痺れ! | 観るだけサーファー☆インドアで乗りちぎれ!

観るだけサーファー☆インドアで乗りちぎれ!

サーフィン未経験者がTOKYO2020をきっかけにどハマリした
サーフィン競技の布教に加担すべくサーフィンについて愛を持って偉そうに語るブログ。
海の画像は少ないけれどこれが私の波乗りだ☆
…最近こたつサーフィンメディア化している気がしないでもない

先日行われたWSL-QS5000 Nias Pro 2023では、伊東リアル選手が和井田リオ選手と互角の勝負をしたR16が最高にアツかったのは間違いないのですが、私の中のベストヒートはなんといってもR32のH2。伊東リアル選手とミライモンスターこと岩見天獅選手にオーストラリアの選手2名を加えた4人で行われたヒートです。

 

前のヒートが終わった後のCM明け。開始早々のライディングで7.00をスコアしたリアル選手。

その1本目がこれ。

 

 

早い時間に乗りすぎてリアルタイムで画面に映ったときにはプルアウトする直前だったw

 

超意外だったのはそこからですよ。乗らないんですよ、リアル選手が。

JPSAのスコア欄に表示しきれないほどガンガン波に乗っちゃうあのリアル選手が!

プライオリティ無くても乗りまくってこっちにインターフェアの要らぬ心配をさせてしまうあのリアル選手が! プライオリティを持ったまま10分以上乗らない。

15分ヒートの小波勝負ならまだしも、30分ヒートで残り時間10分を切っても「僕の右側、空いてますよ」な彼のポジションパネルなんか見た記憶がない。

 

 

いや、コンペの戦略としては至って普通なんですよ。高めのスコアを持っていて且つ他の選手のスコアがそこまで伸びる感じじゃないのならじっくりと待って良い波を掴めばいいってことだから。それをリアル選手がやるから超意外なだけで。

 

右側が開いたままずるずると下がっていく「R.Ito」の文字に少しヤキモキしたものの、この7.0はこのヒートのベストスコアではあったので、ドキドキワクワクしながら画面に釘付けにされての残り時間9分35秒。ついにテイクオフ! これがバレルの波!

 

 

抜けてきたときにはめっちゃ鳥肌立ちました。ライディングもさることながら、この波を辛抱強く待っていたのか!と。

…あ、上のポジションパネルはこの後のスコア待ちのときでしたね笑。まさに何点出るんだろう?!とワクワクが止まらない時間。

結果8.5をスコアしたリアル選手はトップに躍り出て、その後ヒート終了まで乗らないまま、2本だけの合計15.50で1位フィニッシュ。というか、たぶんまたバレルになる波を待ってたんだろうけども。

いやー痺れましたね。マジで痺れた!

コンペティターとしても覚醒しつつあるリアル選手から今後も目が離せません。

 

とはいえ、

「時間内でフリーサーフィンをしたら勝ってた」というリアル選手のスタイルが大好きなので、あんまりゴリゴリのコンペティターになっちゃうのは寂しいかも、なんて思ってしまう欲張りな私でした。

 

彼のサーフィンの魅力についてはまた別の記事で熱く語るつもりです。ニヤリ。

 

ヒートのダイジェスト動画じゃこのワクワクは味わえません。私はそれを伝えたくて仕方がない。上に貼った動画からYouTubeに飛べばこのヒートのフル尺も観ることができるので、是非多くの人に観てもらいたいですね! ハマるよ?

 

スポーツランキング
スポーツランキング