がっちがちのドリカムファンぢゃないけど…
やっぱりなんやかんやで
ドリカムの楽曲には
お世話になってたり、
思い出があったり。
…キライな訳がない
ひょんなことから
ドリカムのライヴのチケットが、この手に舞い込んでしまったので
同じくガチガチのドリカムファンぢゃない、Ｉさんと行ってきた。
普通に仕事を終えて、代々木体育館へ。
ちょうど中村さんを斜め上から見下ろせるくらいの
いい感じに近い、ステージサイドのスタンド席。
アリーナ席の中には、イブっつーことで
サンタさんやトナカイさんが居たり。
・・・ドリカムファンの本気な熱気はすごい
・・・こんな中途ハンパな勢いの私たちは、
そんなに盛り上がらないと思ってたが…
ドリの冬歌、生歌。
どれもこれも、聴きたかったやつで
結局、最後まで立ちっぱ
スゴかった。生歌。
吉田さんお歌うますぎ。
そしてダンスもかっこよく。
１曲目から感極まってる姿に、コチラもややもらい泣き。
本気で感動、感激
ギターの神さま、“デビ爺”の生ギターにも相当ヤラレちゃった。
気分はホクホク
何となく貰うプレゼントなんか、目じゃない。
no music no life とは、よく言ったもんだ
…本日ＡＭ休貰え、ますますニヤリ(^ー^)
ドリ最高っす
Do you DREAMS COME TRUE
ボチボチ、この１年の振り返りがワタシの頭ん中で始まっている。
…ボチボチって。
今さら遅いか。
少し時間が経ったからこそ思い出せることも多い。
「また来週！」でお別れしたままで終わったケース。
約束の日に伺ったところ、鍵がかかっており、いつものように現れず。
じゃんじゃんチャイムを鳴らしても、電話にも出ず。
不審者疑惑を覚悟で庭から居室を眺めるが、
姿は見えず電気がついてるのみ。
エアコンも付いてるのか、電気メーターはそこそこ回っていた。
関係各所あちこちに連絡し、ドアの目貼りやメモをドアから滑り込ませて、
ワタシはその場を離れるしかなかった。
…鍵もかかってるし、
それ以上『訪問看護師』には何も出来ないのは分かってた
その後、連絡した保健師さんや管理会社の方が鍵を開け居室に踏み込んだところ、
訪問の約束を交わしていたはずの利用者さんが倒れていた。
検死では、他殺か否かということはかろうじて教えてもらえる。
でも親族かそれに代わる立場の人にしか、それ以上の死因は伝えられない訳で、
我々看護師には何も分からないまま。
結局、真相はわからないまま。
独居であり、身体的な基礎疾患は無かった。
じゃあ何があったんだろう。
事故なのか。
果たせなかった訪問の日の数日前に、
その利用者さんには関係者から転居の方向で動く事が告げられていたと、
後から聞いた。
転居しなければならないことで、色んな思いや気持ちの変化があったのだろうか。
・・・周りで支える関係者の人達とは、
ひとつのチームで支えていたつもりだったが、
そうでもなかったようだった。
精神科的には明らかに揺れるだろうと思える状況・・・
ほかの関係者の視点ではそうは感じなかったのか、
大事な情報は訪問看護には流れてくることもなく、
ひとつも知りえなかった。
もっと何か出来なかったのか。
揺れていたであろう大事な時期にしかるべきサポートが出来なかった、
そんなときこそ大事に関わるべきだったのにと、
悔やまれた。悔しい思いで一杯だ。
でもちゃんとお別れせねばと思い、
ボスとお通夜に行った。
ボスには、何かお棺に入れるものをプレゼントしたいと相談して決めた。
関係の無い後見人に渡る香典なんかではなく、
ご本人が持っていけるプレゼントが良いと思った。
ワタシの「お助けマン」Ｔちゃんに協力してもらい、
アキバのディープなフィギュアショップに繰り出し・・・
その利用者さんの好きだったアニメのキャラ、「ケンシロー」を探してきて、
お棺に入れてもらうことにした。
傍に小さな頼もしいケンシローが居てくれるなら、
我々も何か安心して送り出せる気がした。
そうして果たせなかった「約束」にけりをつけた。
いまだに納得のいかない、
悔しい思いで一杯な気もする。
でもちゃんとお別れが言えて、
ケンシローに引き継ぎが出来た事で、
自分の中で何とか区切りが付けられたように思えた。
・・・これからもこういうことが色々あるんだろか。
今後も多分、ふっと振り返るんだろうなぁ。
