奥出雲ウルトラおろち100km遠足〜備忘録⑥〜 | 恋波

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過去走った最高距離が80km。

今回80km地点、かなり意識したなぁ…

ここから先は未知の世界!
さ〜行くぞ!なんて思いながら。

でも…

なーんも変わらない。淡々と進むだけ。

ま、そうやろ。


100kmという距離はいろんな景観を楽しめる。
その中であまり変わらないものがある。

ランナーだ。

何度も同じランナーに抜いては抜かれ、抜いては抜かれ…
隣にもいつも同じランナー達が…

何回繰り返すねん!と思いながらも、何か親近感が湧いてくる。
言葉をかわさずともお互いわかる。
同じなんやろなー。
走力も、しんどさも。

96km地点の最後のエイド八川駅エイド。
(ここは74km地点のエイドでもある)
ここに到達する時には、今まで抜きつ抜かれつつのランナー達は、もう見えない先に進んでいた。

最後の力を振り絞ることが出来ず、なんか悔しい。
でもゴールしたらええんやから、そんなん気にせんでええやんと思う自分。

エイドで最後の水分補給をし出発。

足は相変わらず重く…

村岡4度のタイムオーバーによるリタイヤ。
奥熊野の70kmへのショートカット。
そして去年の村岡は無念の台風中止。

ようやく100kmのゴールが見えてきた。
このまま、歩いたり走ったりでいいのか?
そんな軽い想いやったか?

父が亡くなった時、最後はずっーと呼吸が荒かった。
先生が例えた。
ずっーとマラソンを全速力で走ってる感じです、と。

母も最後は同じだった。

俺は何が苦しくて歩いてんるだ?

こんなんが苦しいはずかない。

まだ走れるだろ?

走らんかーい!と自分に喝。

色んな思いが込み上げ泣きそうになる。

いやいやいやいやまだ泣くとこちゃうからと。

今走れる全力で走る。

残り4km弱。

足が軽く感じる。
まだこんな力残ってたんやと自分でびっくり!

自分的にはキロ5分切ってるペースに感じた。
(実際はキロ5分40秒ぐらいでしたが…)

抜きつ抜かれつつしてきたランナーを次々と抜いてる。

少しだけ自分が強く思えた。

もう辺りは真っ暗。

街灯とかほぼ無い。

そんな沿道から応援してくる人達も。

真っ暗なのに応援してくれる人達の笑顔がはっきりわかった。

自分で言うのもなんですが、最高の笑顔で応えることができた。

最高に気持ちいい!

でもしんどい…笑

でも気持ちいい!

4km長ッ!って思った。

それでも気持ちいいからOKや!なんて思いながら、あっという間なのか長いのか、よくわからないゴール会場が見えた。

運良く、前後にランナーは居ない。
ゴール前のみんなが今は自分にだけに声援を送ってくれてる。

最後の直線は左右にいたスタッフ達とハイタッチ!
そしてゴールテープを切った。

どんな感じのガッツポーズをしたか忘れた。

けど、自然に出た最高の笑顔とガッツポーズ!
(後日、写真アップされるはずやからチェックしよう。)

めちゃくちゃ嬉しかったなー。
過去最高のゴールかも。

って、あれ?
全然泣く気配ないぞ。
絶対号泣すると思ったのに。

あの悔しさは他のレースではリベンジできない。
村岡の悔しさは村岡で晴らせ!ってことなんだろうか?

それまではまだ泣かない。

まだ本当の達成を成し遂げてないんやから…