最近よく耳にする美容成分「 プラセンタ 」ですが、どういうものなのでしょうか?
老化の大きな原因は「酸化」です。
酸化によって細胞が徐々に劣化し、本来の機能が失われていく過程がまさに老化であり、一説には現代病の90%は酸化に伴う活性酸素がもたらしていると言われています。
胎盤 の重要な役割の1つが子どもをこの酸化から守ることであり、そこから生成される プラセンタ には、活性酸素を除去し細胞の劣化を防ぐ「強い抗酸化作用」があります。
つまり細胞レベルで老化を防いでくれる効能がある、ということです。

それと並んで プラセンタ の効能として指摘されているのが、「肝細胞増殖機能」です。
体内の毒素を分解する臓器として最も重要な肝臓ですが、
肝臓がこの作用により活性化されれば新陳代謝が活発になり、新しい細胞の生成が促され、不要な毒素が分解されていきます。
このように アンチエイジング や美容、健康維持への効果が期待される プラセンタ ですが、原料としては主に 馬 プラセンタ と豚 プラセンタ の2種類があるのをご存知でしょうか?
もともとは牛の プラセンタ もあったようですが、狂牛病などのリスクから利用が控えられ、代わりに豚 プラセンタ が広まり、

その後、より高級な プラセンタ 原料として 馬 プラセンタ が支持を集めている、という歴史があるようです。
変り種としては羊の プラセンタ や、マリン プラセンタ 、植物 プラセンタ などと言うよくわからない製品までありますが(魚や植物には当然、 胎盤 はありません)、
主流は 馬 プラセンタ と豚 プラセンタ の2種類です。

当然のことながら、この2つは互いに対する優位性を説くわけですが、 馬 プラセンタ 製品でよく見かけるのがこの図ですね。
これは プラセンタ 100gあたり、どれくらいの アミノ酸 が含まれているかを表す図ですが、これだけ見れば確かに100gあたりの アミノ酸 量は 馬 プラセンタ の方が圧倒的ですね。
これは 馬 が豚の3倍近い、11ヶ月もの妊娠期間を持つため、と解説されています。
これだけ見れば、確かに 馬 プラセンタ の方が優れているように感じますが、しかしよく考えれば素直に納得できない点がいくつもあります。
1つ目は、ほとんど全ての 馬 プラセンタ サプリメントで、原料にどれくらいの 馬 プラセンタ を利用しているのか公開していない点ですね。

一方、豚 プラセンタ は「 プラセンタ エキス」の量や、そこから逆算してどれくらいの プラセンタ が原料として使われているのか公表している製品も多いです。
馬 プラセンタ も豚 プラセンタ も、原料はどちらも同じ量の プラセンタ を利用している、
という前提であれば、 馬 プラセンタ の方が良さそうですが、果たしてその前提が正しいのかどうかは、
プラセンタ 量を公開してくれないことには消費者からは分かりません。

2つ目は、確かに アミノ酸 の量は 馬 プラセンタ の方が多いかもしれませんが、
ユーザーが期待しているのは上記の通り、「抗酸化作用」や「肝細胞増殖機能」だったりします。
決して アミノ酸 をたくさん摂りたくて プラセンタ を飲んでいるわけではないのですね。
このような効能は プラセンタ に含まれる「成長因子」によってもたらされていると言われていますが、これは アミノ酸 とは関係ありません。
だとすると、 馬 プラセンタ の方がより効果がある、とは言えませんね。

一方、豚 プラセンタ 製品でよく見かけるのがこの理屈です。
つまり、 馬 よりも豚の方が遺伝子的に人間に近いというわけですね。
そうなのかもしれませんが、それはあくまで比較論であって、種という観点からすれば 馬 も豚もヒトからかなり遠い種であるのは間違いありません。
サルや類人猿がヒトに近いというならまだしも・・・。
加えて、仮に豚 プラセンタ の方が遺伝子的に近いとしても、それでもやはり豚 プラセンタ の方がより効果がある、とは言えませんね。
そんなわけで、知りうるかぎり、 馬 プラセンタ の方がいいのか、豚 プラセンタ の方がいいのか、はっきりその効果の差を現すデータを見た事がありませんので、今のところ「引き分け」といった状態です。
あとはやはり自分で利用して効果を比較するしかないですね。

当サイトで試した限りにおいてはこの2つに明確な違いはなく、むしろ 馬 か豚か、という差よりも製品の差の方が大きい気がしました。
つまり 馬 プラセンタ でも豚 プラセンタ でも効果が感じられるものがある一方で、
馬 プラセンタ でも豚 プラセンタ でも効果を感じられないものがある、ということですね。
加えて、客観的なデータから言えば、 馬 プラセンタ のものも、豚 プラセンタ のものも、どちらもよく売れています。
これはつまり、両方に一定の効果があり、利用者の方々が満足して継続している証左ですね。
馬 プラセンタ がいいのか、豚 プラセンタ がいいのか。
どちらもお値段が手頃な商品が用意されていますので、論より証拠。
ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。