お久しぶりです。カウンセラーの佐原です。
お元気にされていますか? 僕は今ちょっと新しいプロジェクトに熱中していて、ブログは休み気味ですが、いつか形にしてまた違った角度でも貢献できたらと思っています。
そして今日、久しぶりにこうして文章を書いているのは、あれです。
ワクチンです。
あれって、よく考えてみると結構難しい命の選択ですね。
なので、しっかりと情報を取って納得の行く選択してほしいなと思って記事にすることにしました。
というのも、最近何人かの人とワクチンについて話をすることがあったのですが、話している中で、あれ?って思うことがあったのです。
それはワクチンのリスクの評価についてのところです。
そこは皆さん結構勘違いしている方が多いんじゃないかなと思ったので、そこだけちょっと訂正させて欲しいのです。
その上で、ご自身でリスクとリターンを天秤にかけてもらって、納得の行く判断をしてほしいなと思っています。
この件に関してはどっちが正解とかは無いので(それは今の時点では誰にもわからないし、個人の健康状態にもよる) ただ今取れる情報をちゃんと取って正しく理解して、自分の納得の行く選択をしてください。
この文章がそのために少しでもお役に立てれば幸いです。
ではここから本題です。
ワクチンのリスクというと、先日話していた友人もそうだしテレビでもそうですが、
接種後の発熱とかじんましんとかアナフィラキシーショックとか、あるいは元気だったお父さんが接種後に死亡したとかが話題になっていますけど、リスクの本質はそこじゃないんですね。
ワクチンというのは体内に異物を入れてそれなりに負荷をかけるので、一定数の人にそういう症状が出るのは当たり前だし、ワクチンとはそもそもそういうものです。
今回のワクチンでリスクとしてちゃんと見ないといけないのはそこではなくて、
問題は、
mRNAワクチンという10年以上前に発見されていながら、ずっと承認されてこなかった最先端の遺伝子技術を使ったワクチンを、今人類が初めて試していて、
現在治験中なので、その後の人体への影響は医師であろうと科学者であろうとまだ誰にも分からない、というところにあります。
この「分からない」というところがワクチンの一番のリスクであり、判断材料に加えないといけないところだと思うんですね。
(不妊になるというデマが流れていたという言われ方をしていますが、確かに「不妊になる」と断定するのは今のところデマですが、逆に「不妊にならない!大丈夫です!」と断定するのも治験中の今はデマにすぎず、現時点では誰も分からないというのが正しいということです)
リスクという言葉は「危険」と訳されることが多いですが、本来は「不確実性」つまり「わからない」という意味合いが大きい言葉なんですね。
まさに今回のワクチンはそれで、遺伝子系テクノロジーの人類初の試みなのでその「分からない」が、これまでのワクチンよりも遥かに大きいということです。
なので、
自分がコロナにかかったり、あるいは人に染してしまうかもしれないというリスク VS ワクチンによる未来の人体への影響が分からないというリスクを天秤にかけて、自分で判断しましょうね、ということになります。
判断基準としては、「自分はどっちなら受け入れられるか?」というところを基準にすれば分かりやすいなと個人的には思っています。
例えば、自分がコロナにかかってめっちゃ苦しい思いをするとか、あるいは最悪、死ぬ。
もしくは大切な人(例えば親)にうつしてしまう、ということがあったと想像するとどうでしょうか?
ワクチン打ってたらこうなっていなかったかもしれない(打ってもそうなってた可能性ももちろんある)けど、これもワクチンを打たないことを決めた自分の選択だからと納得できますでしょうか?
もしくは、
これも最悪の想像ですが、ワクチンを打って仮に10年後になにかワクチン由来の病気を発症するとか免疫疾患が生じたとか、生まれた子供になにか影響が出たとして、でもこれもワクチンを打つと選択した自分の責任だからと納得できますでしょうか? 国を恨んだり製薬会社を恨んだりせずにいられますでしょうか?
ということですね。
自分はどっちなら納得が行くか?どっちも嫌だけど究極の選択として考えるとどっちなら受け入れられるか?、と自分の心に聞いて判断してくださいね。
まあ、どっちを選んだところで特に違いはなくて、どっちも大事には至らなかったという未来であってほしいし、そうなると信じたいですが、
よく考えるとこれってほんと酷な命の選択ですよね。
さて、ここからはもう少し判断材料になる数字や情報を加えて行きます。
前者のコロナで苦しむリスクは数字的にはこんな感じになっています。
コロナの陽性になったとして、その結果の内訳は
40代 無症状93% 軽い治療で治った人7.2% 重症化した人0.025% 死者0.09%
30代 無症状94% 軽い治療で治った人6.4% 重症化した人0.025% 死者0.004%
高齢者のリスクはもう少し上がるので、これに高齢者にうつしてしまうリスクというのが加わる感じですね。
先日医師390人がワクチン接種中止を求める嘆願書を厚生労働省に提出して、それがサンスポ以外に全く取り上げられないということがありましたが、
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その中での医師たちの主張
「死亡率が非常に低く、感染者の80%が軽症にもかかわらず、安全性もまだ分かっていない遺伝子ワクチンを国民全員に接種させる必要があるのか疑問だ」
というのも、数字を見ると確かに真っ当な意見とも取れますね。
そしてワクチン有効性95%という数字の意味もしっかりと理解しておきましょう。
こちらは読売新聞記事です
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95%という意味は「100人がファイザーのワクチンを接種したら、95人には効いたけど、5人には効かなかった」ということはなくて、
ワクチンを摂取していないグループでは約2万人中162人が発症したが、接種したグループでは約2万人中8名しか発症しなかったということだそうです。
ワクチン接種者の発症者は摂取していないグループの20分の1だった。つまり95%有効だと。
でも、これって2万人という母数を加えて見ると印象はだいぶ変わってきますね。この実験ではということですが、そもそもワクチンを打たなくても99.19%の人は発症しないということになります。
それがワクチンを打つと、99.96%の人が発症しないとなる。
その差は約0.8%です。
つまり99%の人は打っても打たなくても一緒ですが、0.8%の人の命が救われる。
それは微々たる違いに思えるが何十億人のワクチン接種となると0.8%の違いであってもたくさんの人命が救われる。医療とはそういうものだ、と。
そういうことのようです。
次は、ワクチン接種後の長期的なリスクについてを見ていきましょう。
英語の記事ですが以下のようなものもあります。
「MITの科学者:Covidワクチンは「10年から15年」で病気を引き起こす可能性があります」
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MITの科学者がインタビューに答えて、自己免疫疾患や神経変性疾患やパーキンソン病やアルツハイマー増加のリスクを指摘しています。
「10年後に人類は驚くことになるだろう」とか言われると怖いですが、まあ1人の科学者の見方であり、可能性であって今の時点では誰にもわかりません。
人体というのは様々な未知なファクターが影響し合っているもので、未だ多くの病気はその原因すら解明できていないようなものです。
なのでワクチンの実際の影響は理論やメカニズムだけでは分からなくて、実際に治験で人体実験してみて結果を見るしかないんですね。
そして、それで分かる結果も当然、すべての人に同様の影響があるという訳ではなく、何かの病気のリスクが何%上がったとか下がったとか、そういうものになります。
逆にもしかしたら予想外の良い影響というのも考えられます。
別の病気のリスクも一緒に下がるとか、頭が若干良くなるとか(笑) とにかく良いも悪いも影響が分からなくて、今全人類が治験に参加中ということですね。
また、こちらの動画では苫米地博士がワクチンのメカニズムと優秀さと同時にリスクを解説してくれています。
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前半のメカニズムの解説は難解過ぎるので、リスクのところを見るには5:43くらいから見ると良いです。
出来すぎくらい素晴らしい効果のワクチンだけど当然リスクはあって…と、そのリスクについて解説されています。
体内に入ったmRNAは3,4日で分解されるから長期的な影響は無いとよく言われていますが、それとは別のところで不可逆的な変化、長期的な変化も起こるということですね。
mRNAワクチンは技術としては10年以上前に発見されていながらずっと実用化されてこなかったのは、その辺りの影響が分からなかったからということのようですね。
でも今回の人類全体を使った治験の結果、このmRNAワクチンという医療テクノロジーが安全だと分かれば、その後はガンなど様々な病気にも応用できるので、大半の病気が消滅するという明るい人類の未来もありえるようです。
まあ、僕としてはそこまで望まないので、どっちを選んでも大差なくて、どっちも大丈夫でした…くらいであってほしいと思いますが、
ひとまずある程度の情報は得た上で、もしもの時には誰を恨むこともない、後悔のない選択をしたいですね。
あと第三の選択肢としては
「選択を可能な限り後回しにして、打つにしてもいっっっっちばん最後の方で打つ」というのもあります(笑)
(これは無意識に選んでいる人が多いんじゃないかな)
いずれにせよほんと大切なことですから、これを読んでいる皆さんには「なんとなく…」とか、「職場の同調圧力で…」とかではなくて、自分の納得の行く選択をしてほしいと思いました。
あと個人の選択の自由が尊重されて、どちらの選択も尊重される社会であってほしいですね。
僕の見るところではそこは戦時中に比べたら随分尊重される世の中になってるんじゃないかなと感じています。
生物というのは多様性こそが生存戦略ですからね。大多数がAを選ぶからという理由だけで、本能的にBを選びたくなる人が存在します。
Aが間違いだったときにBが生き残るので、そういう役割を担うタイプの人がいるんですね。
そういう人を「天の邪鬼」と言いますが(笑)それも生物の生存のための大切な役割を担っているのです。
なので論理でこっちが正しいと思うからと言って、反対を責めることなく違いをそのまま尊重して行きたいですね。
ではでは、長くなりましたがみなさん、良い選択を!