私のふたりの祖母はすでに他界していますが
血の繋がってないおばあちゃんの話
血がつながってないのは、祖母の兄弟の奥さんなので…
田舎に住んでいるそのおばあちゃんの家には
祖母の実家と言うこともあり
子供のころに夏を過ごすといえば、そこだった
けれど成長した私は、遠いということもあり
そこへはほとんど行くことはなくなっていた
今年の夏に25,6年ぶりに遊びに行った
おばあちゃんは94歳
足腰は弱っていたけど、まだまだ元気
ドラマやマンガに出てきそうな、とっても優しい
カワイイおばあちゃん
そう、のび太のおばあちゃんみたい
でも、おばあちゃんは私のことを覚えていなかった…
子供のころに可愛がってもらったことや
おばあちゃんとの思い出を話したんだけれど
「ごめんね~もう、年寄りだから覚えてないんだよ」
とあやまるおばあちゃん
姉妹のなかでもいちばん可愛がってもらってたと
思っていた私は、ちょっとショックだった
しょうがないよね
そして今日、親戚に不幸があったので
再び、おばあちゃんの家へ
するとおばあちゃんは私の顔を見るなり
「Haruちゃんでしょ~。早くにお嫁に行ったんだよね」…と
「すごい!思い出してくれたの!?」
カンゲキ
おばあちゃんの記憶の中に私はまだいたんだ
思わず手を握り締めた
昔のままの、優しい、かわいい、まぁ~るいおばあちゃん
「皆私のことをおいて、先に亡くなっちゃう」と涙ぐんでたけど
もうちょっと、もうちょっといてくれるかな…
血は繋がってないけど
わたしもおばあちゃんのようなおばあちゃんになりたい