地図データが車の製造年度の2008年のまま、ドライブで困ることもあるかと思い、データ更新をすることにした。
ディーラーでは数万円かかるアップデートが、自力ですれば数千円で可能との記事を読み、即実行。

 

ebayという海外の通販サイトで該当する「CIC - BMW JAPAN 日本 PREMIUM 2020」を検索。

$33.33とあるが、カナダドルのため日本円では2,500円程度。

購入手続きをした後、販売者への連絡用メッセージで自車のVIN#(車台番号の下7桁)を連絡する。

数時間後には登録したメールアドレスに、アクティベーション用の「FSC番号」とrar形式で圧縮された「地図データ」のリンク先が添付されたメールが届く。

 

11GBもある圧縮ファイルをダウンロードして解凍すると、説明書きやDVD作成ソフトとともに地図データがDisc 1~3含まれたフォルダができた。

これを付いていたDVD作成ソフト「ImgBurn」でDisk1、2、3フォルダにあるファイルを焼き込む。

あとで困るので、説明書きにある指定の焼き込み方法を選択したほうが良いでしょう。

 

Discが出来たら、車へのデータ更新実施。

更新途中で電源が切れたりすると、それまでの更新がパーとなって1からやり直すことになるので注意。

エンジンは掛けっぱなしで、実行する。

 

特にiDrive側のモード指定は無く、Disc1をスロットに挿入したら自動的に更新を認識。

FSC番号を聞かれたら、ダイヤルをクルクル回してOKを押すと、更新データの読み込みが開始となる。

Disc1でプログレスバーが約10%進み、Disc2の挿入を指示される。

ここまで約30分。

Disc2では約20%まで進み、1時間ほどが経過。

Disc3を挿入したところ、なぜか認識せず。

そのため、1回目の更新作業は途中終了。

ナビ表示は、家の周りが海になったかのような水色一色。

 

再度、Disc3を焼き直し、2度目のチャレンジ。

Disc2までは1回目と同じ、Disc3を挿入したら今度は認識してくれた。

そのまま40%ほどいったところで、プログレスバーが固まった。

夕方から始めて、すでに夜中近くなってしまったので、今日中の更新は断念。

ナビ表示は真っ黒になり、地図データのバージョン表示もエラーとなった。

再度、Disc1~3全てを、指定の速度とファイル形式を確認の上、1から焼き直しを実施。

3回目の挑戦でDisc1を挿入したら、なんと認識せず。。。

どうやら、昨日Disc3で中断したことが原因のようで、Disc3を挿入したらなぜか表示はDisc1/3となって再開。

 

20%程度進んだところでDisc3の読み込みが完了したが、地図データ更新は失敗。

Disc1~3までを一気に連続で読み込まないと、更新は成功しないらしい。

この作業により、新たにDisc1から読み込みが開始されるようになった。

そのまえに、念のためiDriveを再起動しておく。

 

3回目の挑戦はDisc1からやり直しとなり、Disc3の挿入。

今度は認識もされ、40%で固まることもなく、進捗が加速して一気に100%まで進み更新完了。

再起動を促されるので、再度iDriveを再起動して地図バージョンを確認すると2020年度表示となり、地図もきちんと表示されるようになり一安心。

ディーラーの数万円は工賃のことを考えれば、それなりなのかと思った。

 

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