4月に咽頭がんと頸部郭清の手術をして、今のところ診察、検査ではシロ判定。
まだ頸筋の傷跡が突っ張るのと、暑くて汗をかくとなぜかピリピリとしみる。
喉はS字カーブしたままだけど、慣れたせいかそれほど気にならない。
そんな形でちょっと早めの夏休みを無事迎えられたことが、当時のことを思い出すと嘘のようだ。
手術1ヶ月後のGWに、仕事に復帰するためのバイク通勤テストを兼ねて、1泊ツーリングに行った。
そのときは酷道のひとつである国道299号、国道152号を走ってきた。
どちらも途中崖崩れで一部迂回が必要だったが、走り応えのあるリハビリツーリングとなった。
今回の夏休みは、その続きとして国道352号を走ることにした。
山道は台風の影響が心配されたが、新潟に着けばフェーン現象の影響でバイクの外気温計は43℃。
魚沼コシヒカリを見ながら宿に向かう。
麓の宿に1泊し、朝早めに会津方面に出発。
山道は対向車もほぼ無く、天気も景色も良かった。
枝折峠。
ずっと山の中。
奥只見湖から会津を抜けて、日光方面へ。
ダム湖沿いは見通しの悪いカーブの連続、浮き砂、落石、洗い越しも多く、携帯電話も当然圏外。
停車するとアブ、ブヨの大群に襲われる。
でも人気の無い自然の中を独りきりで走るのは気持ちいい。
手術後1ヶ月は満足に食べることも出来なかったけど、今では味覚は多少悪いが人並みに食べることも出来るようになった。
南会津 曲家の蕎麦。
霧降高原のソフトクリーム。
日光東照宮にもお参りに。
〆は宇都宮で餃子。
体調が良いか悪いかは自覚症状が無いので、検査の結果次第。
とりあえず今では日常生活を取り戻すことができた。
この先もこんな感じで。