チエイが出会ったお料理や食材など
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「アジアdeご飯!」1月号

「アジアdeご飯!」

2学期ももうあと残りわずか。クリスマス、お正月と楽しいイベントが盛りだくさんな冬休みですが、受験生のみなさんは入試に向けてラストスパートをかけるお休みになるのかと思います。効率良く勉強をするにはまず規則的な生活が大事ですね。よく寝てよく食べる。今月はそんな食べることが大好きな国、ベトナムのお話をしましょう。


今月の国~ベトナム①~
ベトナムは日本から見ると南南西の方角にあたり、タイやカンボジアラオスとともにインドシナ半島を形成しています。国土も人口もちょうど日本の7割程度で、南北に細長く、米の産地でもあることが日本と少し似ていて親しみやすいですね。
ベトナム料理
中国やフランスの統治下だったこともあり、ベトナム料理はその二つの国の影響を色濃く残しています。世界三大美食の国の二つが合わさっているのですからおいしくないわけがありませんね!そしてベトナムは世界第三位の米の輸出国として知られるほど、お米をよく食べます。また、お米を原料にした麺(フォー)やライスペーパーなども多用することから、食の中心に常にお米があるといわれています。にんにくやハーブなどを上手に利用したやさしい味付けのベトナム料理は日本人の口にも抵抗なく受け入れられるヘルシーな料理。また、多用されるベトナム独自の調味料、ニョクナムは魚を発酵させて作られており、これは日本のしょっつると味わいもそっくりです。なんだか親しみが湧いてきますね。
路上の食文化?
ベトナムの首都、ホーチミンでは外食生活が主流になっているようです。家庭の主婦が朝ごはんを屋台に食べに行くことも日常茶飯事。朝食を家庭の食卓で食べるのが普通の日本人にとってはちょっと見慣れない光景ですね。
朝ご飯の定番はフォーといわれる、お米から作られた平麺を使用した温かい汁麺。牛肉や鶏肉の出汁で作るお腹にも心にもやさしい味わいのフォーは最近日本でも専門店ができるほどの人気だそうです。
アジア料理=辛いというイメージからは全く想像できませんよね。
モヤシやレタスなどたっぷりと野菜を上にのせたこの汁麺は栄養のバランスもよく、消化もいいので朝ごはんや夜食などにも最適な料理といえるようです。
みなさんもべトナムに行くことがあれば地元の人に混じって屋台でフォーを食べてみたらいかがでしょう?
旬の食材~万能葱~
一年中手に入る葱ですが、身体を温める作用があるので冬の風邪防止対策にはうってつけの食材。ビタミンB1を多く含み、 しかもB1の消化吸収を助けるアリシンを含みます。
生で食べると発汗作用もあるので、寒い時に温かいスープにたっぷり入れて召し上ってみてくださいね!
アジアdeご飯! ~ベトナム風鶏ガラスープ~
○○ベトナム風汁うどん○○
材料(2人分)
ベトナム風鶏ガラスープのベース
チキンブイヨン大さじ1
水カップ4
ライム汁1/2個
ニョクナム大さじ1
塩胡椒適宜
スープの具
鶏ささみ肉50g
もやし1/2袋
万能葱1袋
レタス4枚
うどん(細目)200g
香草 適宜
鍋にチキンブイヨンと水を入れて温め、煮立ったところでニョクナムとライムを加える。塩胡椒で味を調える。
②鶏ささみ肉は電子レンジに酒をふりかけてからラップをかけて火を通す。
③うどんを茹で、 丼に入れ、①を注ぐ。上に生のもやし、細かく刻んだ万能葱、香草をのせていただく。
POINT!
味のアクセントはレモンの酸味と香草の香り。そしてニョクナムがコクと深みを出してくれます。ただ苦手なお子様もいらっしゃると思うので、その場合は鶏ガラスープに少量の醤油を代わりに入れてみてくださいね!
北山 智映(料理研究家・フードトータルコーディネーター)
1980年生まれ。韓国人の母と日本人の父という異文化の中で生まれ育つ。
14歳でイギリスに単身留学、高校終了後帰国。19歳で米国に渡り、私立chapman大学音楽学部入学。
帰国後ホテル、飲食店を運営する企業に就職、企画運営などのサポートをしながら、様々な料理教室に通い、料理、製パン、製菓全般を学ぶ。
2005年㈱Reflection設立。現在は飲食コンサルティング業務を行いつつ、同時にレシピ開発、料理教室なども行っている。
「体に優しい」「体においしい」をテーマに韓国料理を中心に様々なアジアの料理を日本の食卓に紹介することに積極的に活動中。

「アジアdeご飯!」12月号

「アジアdeご飯!」

急に寒くなってすっかり街も秋を感じさせる今日この頃。受験生のみなさんやご父母の方にとっては秋の到来と共に受験本番に向けて少しずつ緊張感と気合が高まってきてるのではないでしょうか?季節の変わり目は風邪も引きやすくなってきていると思うので体調管理には気をつけなくてはいけないですね。今月は前回に引き続き韓国の文化と体も心も温まる韓国のスープをご紹介します!
今月の国~韓国②~
日本から程なく近い、韓国。実は日本と似ているようでいろんな文化の違いがあるんです。前回の基礎知識に引き続き今回はそんな韓国の「びっくり話」をちょっとだけ教えちゃいます!
韓国「100」の謎?
韓国では「100」というキーワードがとても大切とされています。例えば子供が生まれて100日目には親戚が集まって盛大なお祝いをします。また、恋人同士がお付き合いを始めてから100日目。ペアリングを贈りあったり、2人で少し特別なレストランで食事をしたり・・・また、兵役制の韓国では訓練が始まってから約100日目には100日間もの休暇がもらえるそうです。
これは昔から韓国では「100」という数字が「完全」を意味するとても縁起のいい数字とされているからだそうです。100日を無事に過ごせた、また100日を無事に過ごせますように、という思いからきているんですね♪
・・・ちなみに入試100日前にはその日はストレスや不安を忘れておいしい食事をして無事を祈る、「100日前イベント」なんていうのもあるんですよ!みなさんも100日前に願掛けしてはいかがでしょう?
「受験」の不思議?
では、韓国の受験についてもうひとつお話をしましょう。
韓国の受験事情は日本と同じ、もしくはもっと大きな人生の一大イベント。特に大学のセンター試験当日は国をあげての最大行事になってしまうそうです。
例えば学生が遅刻しそうになっているのを見つけるとなんと警察が白バイクで学生を試験会場まで送ってくれるんです!そんな光景は日本ではまず見られませんね。もちろん試験当日は高校はお休みをとり、後輩が先輩のためにお弁当などを差し入れして激励に駆けつけるそうです。本当に国をあげて、学校をあげての応援で受験生も気合が入りますよね。
ちなみに日本での縁起物といえば「とんかつ(勝つ)」などがありますが、韓国では昔から「飴と餅」。志望校の正門に飴をくっつける願掛けがあるようです。これは韓国語での「合格」という言葉と「引っ付く」という言葉が同じところからきているそうです。
・・・くれぐれも日本のみなさんは志望校の正門に飴をくっつけたりはしないでくださいね・・・(笑)
旬の食材~大根~
寒くなるにつれ味もおいしく、栄養素も高まる大根。比較的安く家庭でも扱いやすい食材ですね。
大根には風邪予防に効くビタミンCと、消化を促すアミラーゼが豊富に含まれています。
寒くなるこの季節にはとても体に優しい食材ですね。また、消化がいいことから塾から遅くに帰宅した受験生や、仕事で遅くなった旦那様のお夜食にもおすすめします!

アジアdeご飯! ~韓国風スープのベース~
○○大根と浅利のスープご飯○○
材料(2人分)
スープのベース
昆布茶小さじ3
水4カップ
酒大さじ1

スープの具
胡麻油大さじ1
にんにくおろし1かけ
浅利60g
葱1/3本
大根1/3本
ご飯200g

スープのベースの材料をあらかじめ合わせておく。
② 鍋に胡麻油を熱し、にんにくを炒めて大根と浅利を加え①のスープを入れて煮立たせる。
③ 大根が柔らかくなったらみじん切りにした葱を加え、塩胡椒で味を調える。
④ 器に入れたご飯の上からスープをかけてできあがり!
POINT!
これで色々な韓国風のスープができちゃいます。ご家庭で余ってしまったお野菜や魚介、お肉などでお試しくださいね。最後に擦り胡麻を入れると風味が増しますよ!
北山 智映(料理研究家・フードトータルコーディネーター)
1980年生まれ。韓国人の母と日本人の父という異文化の中で生まれ育つ。
14歳でイギリスに単身留学、高校終了後帰国。19歳で米国に渡り、私立chapman大学音楽学部入学。
帰国後ホテル、飲食店を運営する企業に就職、企画運営などのサポートをしながら、様々な料理教室に通い、料理、製パン、製菓全般を学ぶ。
2005年㈱Reflection設立。現在は飲食コンサルティング業務を行いつつ、同時にレシピ開発、料理教室なども行っている。
「体に優しい」「体においしい」をテーマに韓国料理を中心に様々なアジアの料理を日本の食卓に紹介することに積極的に活動中。

「アジアdeご飯!」11月号

「アジアdeご飯!」
さて、今月から始まった新連載、「アジアdeご飯!」。
ここでは日本にごく近いアジアの国の文化を紹介していきながら、家庭でも簡単に作ることができるアジアの風を取り入れたソースやたれとご家庭でも簡単に手に入る旬の食材を使った料理を紹介していきます。
今月の国~韓国~
日本のお隣の国、韓国。最近ではドラマや、音楽、サッカーなどの影響でとても身近な存在になってきました。
どんな国?
韓国の正式名称は「大韓民国」といわれ、現在の人口は約4400万人、その約四分の一が首都ソウルに住んでいるといわれています。
公用語は「ハングル語」現地では「ハングルマル」と呼ばれこの言葉は1443年に作られたもので、その以前では中国や日本と同じ漢字が使われていました。
宗教は高句麗時代に伝わった仏教、1882年にアメリカから伝来したキリスト教が中心。そして韓国で昔から重んじられた儒教はいまでは思想から実学になっています。
どんな食卓?
韓国の食べ物といえばやはり有名なのは「焼肉」。
・・でも以外に家庭の食卓で焼肉を見かけることはありません。朝鮮半島とも呼ばれる韓国では新鮮な魚介類が豊富に取れるため、家庭では焼き魚や、煮魚もよく登場します。
そして家庭の冷蔵庫に欠かせないのが「常備菜(ミッパンチャン)」といわれる日本でいう「おばんざい」の数々。韓国のお母さんたちはこれらのおかずを一度に何種類もたくさん作り、冷蔵庫に保存しています。そして食事のときは少しずつ小皿に並べていただきます。これがあれば温かいご飯とスープがあればとてもバランスの取れた食事になりますね。
料理を毎回用意する時間も省けて、尚かつ栄養満点。もしかしたら忙しい日本の家庭にも適した食事のスタイルといえるかもしれません。
旬の食材~サンマ~
「秋刀魚」と書くだけに秋になると脂がのりとても美味しくなる魚、サンマ。
その味に負けないくらいに栄養もたっぷりと入っています。特に受験を控えたお子様におすすめなのがサンマに含まれた「DHA」という成分。このDHAには頭の回転をよくさせる成分が入っています。また、血栓をできにくくするはたらきと悪玉コレステロールを減らす作用もあるのでご両親にもおすすめですよ!
アジアdeご飯! ~ヤンニョムジャン(韓国風醤油たれ)~
○○秋刀魚の鉄板焼ヤンニョムジャン掛け○○
材料(2人分)
サンマ 2匹
ごま油 大匙1
(ヤンニョムジャン)
ごま油 小さじ1
醤油 大さじ3
おろしにんにく 小さじ1
長ネギ(みじん切り) 1/2本
砂糖 大さじ1 1/2
水 200cc
サンマは軽く塩をふり、温めたフライパンにごま油をしき両面をこんがり焼く。
ヤンニョムジャンの材料をよく混ぜ合わせる。
焼けたサンマをお皿に盛り付け、②のヤンニョムジャンをかけ好みで糸唐辛子を上にこんもりと盛り付ける。
POINT!
このたれは冷蔵庫で10日程度は保存可能。ゆでた鶏肉、豚肉、豆腐のステーキや野菜などいろんなものとよく合うのでご家庭でいろんなものと試してみてくださいね!
北山 智映(料理研究家・フードトータルコーディネーター)
1980年生まれ。韓国人の母と日本人の父という異文化の中で生まれ育つ。
14歳でイギリスに単身留学、高校終了後帰国。19歳で米国に渡り、私立chapman大学音楽学部入学。
帰国後ホテル、飲食店を運営する企業に就職、企画運営などのサポートをしながら、様々な料理教室に通い、料理、製パン、製菓全般を学ぶ。
2005年㈱Reflection設立。現在は飲食コンサルティング業務を行いつつ、同時にレシピ開発、料理教室なども行っている。
「体に優しい」「体においしい」をテーマに韓国料理を中心に様々なアジアの料理を日本の食卓に紹介することに積極的に活動中。