エンカルタ検索 | SURFAHOLIC~波乗り依存症~

SURFAHOLIC~波乗り依存症~

サーフィンとは何だ!打寄せる波に間合いを計りながら板の上に「えっこらせ」と乗って滑る運動。
単純だが非常に気持ちの良い運動なのである。

msnでエンカルタ検索(百科事典)というのがある。

サーフィン、検索してみた。

【サーフィン Surfing】

ボードなどの水にうく用具をつかって波にのるスポーツ。通常は、先が細くなった中空のボードの上にたって、くだける波がくずれおちる斜面を滑走する。正式にはサーフボード・ライディングという。ボードの向きをかえるには、重心を移動させる。30cmほどの高さの波でものることは可能だが、波が高いほうがスピードもでるし、よりエキサイティングである。カリフォルニア南部には40以上ものサーフィン・ビーチがあり、メッカとなっている。サーフィンにもっとも適しているのはハワイで、波の高さは9mにも達する。

サーフィンはポリネシアに起源をもち、1778年、イギリスの海洋探検家ジェームズ・クックがハワイに到達したときには、高度に発達していた。当時のサーフボードは、硬木の長い板で、重量は70kgをこえることもあった。したがって、体力のある者しかボードをあつかうことができなかった。

しかし、軽量のサーフボードが開発され、サーフィンは人気スポーツとなった。1930年代までには、一枚板のボードにかわって合板やバルサの板に舵とり用のフィンをつけたボードが一般的になった。60年代には、ポリウレタンフォームやグラスファイバーといった素材をもちいた、より軽量のボードが製造されるようになった。サーフボードにはロングボードとショートボードがあり、ロングボードは長さ2.7~3.0m、幅56~58cm、厚さ7~10cm、重量は10kg以下である。

サーフィンがスポーツとして組織化される歴史をふりかえるうえで、みのがすことができないのは、1907年にハワイのワイキキにアウトリガー・カヌー・クラブが設立されたことと、08年にカリフォルニア州のレドンド・ビーチにはじめてサーフィンが導入されたことである。サーフィンの国際的な組織には、アマチュアの統括団体である国際サーフィン協会(ISA)と、プロの統括団体であるプロ・サーフィン協会(ASP)がある。ISAは64年から世界選手権を1年おきに開催、ASPは年間19戦のワールドツアーを主催している。サーフィンの競技会では、ライディングの技術やスタイル、波とのバランスなどを採点してきそう。日本には60年(昭和35)ごろアメリカ人によって紹介され、現在では100万人もの愛好者がいる。