「サーフィン中」に「津波」、ホテルまで流され奇跡の生存
2005.01.03 Web posted at: 20:15 JST
- CNN/REUTERS
コロンボ――インドネシア・スマトラ島沖の地震で巨大津波が起きた先月26日、スリランカ南部沿岸のリゾート地でサーフィンに興じていた英国人男性が、「津波」の上に乗る形で海岸のホテルに押し込まれ、助かる幸運に恵まれた。ロイター通信が報じた。
男性は、サーフィンのベテランだが、当時の体験を振り返り、「求めていた波とは別の波の上にいることは知っていた。ただ、サーフボードと足がひもでつながっていたので、この波の上から逃げることは出来なかった」と述べている。
海岸部のホテルにいた妻と息子がバルコニーからこの様子を衝撃を受けながら、目撃していたという。ボードはいったん、浜辺に強く打ち付けられたが、男性はボードに乗ったままの姿で、奇跡的にホテルまで流されたという。
その後、ボードを外し、妻子と合流。すぐ、近くの密林に逃げていた。
被害を受けたスリランカ北東部などの海岸では高さ約9メートルの津波が観測されている。同国で、これまで確認されている犠牲者は約2万8700人となっている。