【下書き】東西落語名人会(新潟公演) | 週末ガレージシェイパーのアルビレックス新潟観戦記

【下書き】東西落語名人会(新潟公演)

記載場所。
昼休み終わっちゃうので、おってかきますよー。

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結論から先に言ってしまうと、ホント面白かった。初めての落語だったのでどれもこれも新鮮で素直に楽しんできました。一応詳細を書き出して行きたいと思います。

この日のプログラムはこのような感じでした。

開場 18:30
開演 19:00

桂 三弥 「ヒローキッズ」 15分
春風亭小朝 「愛宕山」 30分

15分休憩

桂 三象 「お忘れ物承り所」 15分
桂 三枝 「童謡酒場」 45分


こういう催しがあると、いつも開演ギリギリで滑り込みセーフな感じで開場入りするのですが…、この日は非常に楽しみにしていたこともあり、開場まもなくすぐに開場入りしました。開場では三遊亭円楽襲名記念公演のチケットも前売りしており嫁との小競り合いが繰り広げられましたが結局「金がねー」という嫁の18番が発動しGivenUp。うーん、歌丸さんも来るだけにめちゃめちゃ見に行きたかったなぁ。

ちなみにこの日の年齢層はやや高めではありましたが、あまり年は変わらないくらいの方も居てホント多彩。前にこの開場(新潟テルサ)で「しまじろうとゆうえんちにいこう」を見に行きましたが、客層が全然違いますね(当たり前)


以下はホントに詳細。
ネタバレもありなので、見たい方のみどうぞ。


桂 三弥 「ヒローキッズ」

トップバッターは桂三枝師匠のお弟子さん、桂三弥さん。
お話しは母親に「子供は勉強なんかしないで外で遊んでいなさい」と奔放に育てられている12才の子供が主人公。ただ最近のこどもは昔と違って塾通いの子なんかも多くそう簡単にはいかないようで…。というお話しです。

ちなみにお題はご本人のブログ から持ってきました。どうやら封印していた新作(創作)落語だったようですね。「笑はいまいち」と書かれていましたが私は面白かったですよ。最初は「緊張してるのかな?」と分かる早口ではありましたが、徐々にそんなことを忘れてしまうほど流暢に、それでいて少々高めの声がお話しに出てくる困惑気味の子供にマッチしてお話しに入っていけました。最後はきちんとオチも決まって「してやったり」だと思っていましたが、ブログで書かれているようにあれでも満足行く出来ではなかったようですね。厳しい世界です。


春風亭小朝 「愛宕山」

枕に芸能ネタを入れ込むだけ入れ込んで来たなという感じでした(笑)
酒井法子ネタから海老蔵ネタまで軽い話題(酒井法子ネタは重い話題だな)やオヤジギャグ(笑)で徐々に開場を暖めていきます。ていうか、海老蔵ネタはブログにそのまんま載って ますね…字にするとホントくだらないこと言ってるなぁ(笑)。あらかた芸能ネタもやりきった後に「…高座の幇間(たいこもち)は日本に4人しかいないのですが」とスムーズにネタに入って行きます。

古典落語と言うものを聞いてみたかったので非常に楽しい時間でした。
小朝さんは江戸っ子の旦那と太鼓持ちが山登りをしている描画から、旦那がおふざけで30両もの小判を谷底に撒いてその落ちていく様を楽しんだ後に…、太鼓持ちがどうにかして小判を我が物にしようとあれやこれやと知恵をめぐらせるシーンを丁寧に演じます。

小朝さんは難しい台詞や物事を口調を変えて説明するのが非常に達者ですね。
一生懸命山を登っていたかと思いきや…、ふと脚注を入れ、…また一生懸命山を登る。

それがホントスムーズ。
ここちよい感じでオチまで持っていき会場は爆笑&拍手。
「さすがだな」という感じでした。



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残りはまた明日にでも。