輪郭4種?(顔のバランスにおける額の重要性)
こんにちは。シュアス美容外科の院長、パク・ジュンギュです。
「輪郭3種」とは、頬骨・エラ・顎先に対する輪郭形成手術のことを指します。
今では「輪郭3種」という言葉は非常に広く使われており、辞書に載っていても違和感がないほど一般的になったように感じます。
最近、「輪郭4種」という言葉を目にしました。
「輪郭4種」は定着した正式な用語ではなく、「輪郭3種」と差別化するためのマーケティング用語だと思われます。
調べてみると、あるクリニックでは「輪郭4種」に皮質骨切除術を含めており、また別のクリニックではバッカルファット除去を含めているようです。
(個人的には少し不思議に感じます。私の場合、エラ手術では皮質骨の削除は常に行いますし、バッカルファットも輪郭手術後のフェイスラインを見て必要であれば必ず除去しています。ですので、これらは「輪郭3種」に含まれるものだと思っています。もちろん、マーケティングの方法はそれぞれ自由ですが……。)
もし「輪郭4種とは何ですか?」と私に尋ねられたら、おそらく私は「額(おでこ)」とお答えするでしょう。
(もし「輪郭5種」という言葉まで使うのであれば、「鼻」が加わるのではないかと思います。)
輪郭4種に何が含まれるかと尋ねられたら
「額」と言うべきだと思います。
いつもお伝えしていることですが、顔は骨を削ればそれだけで美しくなるわけではありません。
本当に大切なのは、顔全体の「バランス」と「ライン」です。
顔の分析にはさまざまな指標がありますが、私が最も重要だと考えているのは、上顔面・中顔面・下顔面のバランスです。
その基準となるのは、ヘアライン、眉下、鼻下、そして顎先です。
このうち、ヘアラインと眉の位置を左右するのが額(おでこ)です。そのため、額の手術は顔全体の輪郭や印象に大きな影響を与えます。私は額形成を「輪郭4点」の一つと言っても過言ではないと考えています。
私自身が輪郭手術と組み合わせて行う施術を優先順位で挙げるなら、1位は「額」、2位は「鼻」です。
上、中、下の顔を分ける基準はヘアライン、眉の下、鼻の下、あご先です。
その中で、ヘアラインと眉の位置を決定するのは額です。
額は正面の輪郭に非常に大きな影響を与えるため、輪郭手術を行う際には最優先で行うべきものだと思います。
(側面の輪郭にも影響を与えるため、これについては別途説明する予定です。)
鼻は側面の輪郭と調和します。
今回ご紹介するのは、エラ(下顎角)とオトガイ形成による輪郭形成をご希望されて来院された患者様です。
初診時には眉毛の位置が大きく下がっており、目を開けることにも日常的な負担を感じられていました。
眉毛が下がることで眉と目の距離が狭くなり、表情がきつく見えやすくなるだけでなく、中顔面も短く見える状態でした。また、
ヘアラインも低いため、眉上の骨(前頭隆起)がより目立ち、額が狭い印象になっていました。
上顔面と中顔面が短く見えることで、相対的に下顔面が長く、大きく見えてしまっています。
この状態で中顔面や上顔面のバランスに合わせて下顔面だけを短くすると、顔全体が短く横に広がった印象になってしまいます。
そのため、今回は輪郭形成に加えて額形成も同時に行うことにしました。
額とヘアラインの位置を整えることで上顔面・中顔面のバランスを改善し、その新しい比率に合わせて下顔面の長さを調整しました。さらに、輪郭形成によって下顔面の横幅もすっきりと整えています。
その結果、やわらかく親しみやすい印象へと変化し、フェイスラインもよりシャープでバランスの取れた仕上がりとなりました。
内視鏡額・眉リフト、額形成、輪郭2点(Vライン形成)を行った術後の変化です。
輪郭のラインが美しく整ったことはもちろんですが、それ以上に顔全体の印象がやわらかくなった点が印象的です。
額の手術によって上顔面と中顔面の長さが改善されたため、その新しいバランスに合わせて下顔面の長さをデザインしました。
(手術はまず額形成を行い、そのまま続けて輪郭形成を行います。)
つまり、輪郭形成のデザインは額とのバランスを基準に決定されるということです。
額と輪郭が調和してこそ、最も美しい顔のバランスが生まれます
額と輪郭が調和してこそ、最も美しい顔のバランスが生まれます。
そのため、額は輪郭形成と切り離して考えることが難しいケースが多くあります。
次回は、額の側面ラインについて詳しくご説明いたします。

