撮影日記:「ムロさんクランクアップ」
8月23日(日) 撮影38日目②
ユウキが自宅の書斎で…というシーン。このシーンの撮影を終えると、ムロさんもクランクアップです。
清々しい表情を浮かべてその時を待つムロさん。
そして本番。
小栗 「カット! オーケー」
この声と同時に、本作に出演した全てのキャストがクランクアップを迎えました!
こっそりとムロさんのクランクアップを待っていた勝地さんから、ムロさんに花束が贈られました。驚いた様子のムロさんが、嬉しそうにその花束を受け取りました。
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ムロさんにも、撮影の感想を伺ってみました!
――この映画に参加したこの夏は、どんな夏でしたか?
ムロ 「全力で走り切った夏だったなぁ。涼(勝地さん)との年齢差が10歳あったから、それを埋めるのに必死だった。横に並んだ時に同級生に見えるか最初不安だったし。そういう意味では苦しい夏だったかも…(苦笑)」
ムロさんにも、無事に撮影を終えた安堵感が浮かんで見えました。ムロさんの背中を見送りながら、ある日の監督とのやりとりを思い出していました。
――どうして監督はムロさんに高校生役をお願いしようと思ったんですか?
小栗 「3年前に(飲み屋で)会った時に、ムロ君でユウキだ、イケる!と思ったんだけど(近くにいたムロを見て)この3年でちょっと老けたかも…(苦笑)」
「おいおい!」と、すかさず突っ込みを入れるムロさん。
結局その日、監督からその理由を聞き出すことは出来ませんでした…(苦笑)。
撮影中も取材の時も、いつだってムロさんはムードメーカーとして場を盛り上げてくれました。そんな現場の雰囲気を大切にするムロさんだからこそ、小栗監督は声をかけたのかもしれません。
赤坂匡介 (撮影現場ライター)