失礼します。未だに友達にカヌー部かヨット部だと思われている田村晄希です。
ボート部やって何回も言ったやん……。
漕いで食って寝て漕いでいたら気付けばもう11月。
10月の末から急に寒くなり、服の丈が急に伸びたり、なかなか布団から出にくかったりと冬がやってきたことを感じる日が続いています。体調も崩しがちだったので気を付けていきたいです。
同回生のブログを読んでいると少しずつ一回生のブログ執筆のハードルが上がってきたように感じます。順番が真ん中ぐらいだったことに感謝しつつ、
先達に倣って「なぜ漕艇部に入ったのか」というテーマで書いてみようと思います。
正直新歓で先輩方に釣られた部分も小さくなかったような気がしますが、最も大きい理由はもう一回本気になりたかったからです。
高校時代は弓バカでした。朝の道場で凍えながら友達と一限ぎりっぎりまでバカスカ矢を飛ばして、予鈴がなってから片付けて教室まで走っていたことを覚えています。あまりにも夢中になるあまり、引退してからもずっと届けられなかった一本のことを引きずっていました。託してくれた一本になぜ応えられなかったのか。どうしたら詰められたのか。そんなことばっかり考えていました。過去を振り返る度に本気で目標を追いかけていた三年の夏が受験期の私には輝いて見えました。受験期で頭が回っていない私にすら自分が前に進めていないことは明らかで、大学は新しい何かに夢中になりたいなと強く思い始めるようになりました。
初めてボート部を訪ねたとき、なんとなくここに入ることになるような気がしました。自分の力が艇速に換わっていく楽しさはもちろん、先輩方の熱意とそれに裏打ちされた様な圧倒的な戦績。全国制覇を掲げるボート部は4年間をささげる部活動として魅力的すぎる選択肢でした。加えて朝は比較的得意だったり、漕艇部に同じ高校の先輩がいたり、と色んな縁が重なって弓バカからボートバカになることを決めました。
今後の目標は「応援される選手になる」ことです。道具の扱いや掃除、神であるスタッフさんへの感謝、練習への取り組み方、やれることからやってきたいなと思います。もちろんそれは実力あってのことで、現状では漕技もフィジカルも持久力も足りておらず、艇の力になれているとは言い難いです。
いつか「あいつと乗りたい」って言われるように、応援に結果で応えられるようにこれからの漕艇ライフを送っていきます。
改めてよろしくお願いします。