失礼します。4回生の北野です。

たった5人の同回とはまだ旅行に行く予定があるので、気恥ずかしい話は書けなさそうです。


でも、せっかくブログなので。少し独りよがりなことを書かせてもらって、わたしの引退ブログにさせてもらいます。



わたしは、雰囲気の良さというなんとも曖昧な理由でこの部に入部しました。

けれどそこに関して間違いはなかったです。

とても素敵で面白い人達に恵まれたと思っているし、かけがえのない時間を過ごしたなと思います。

本当に感謝しています。


今までわたしは運動部ではなかったし、選手の辛さは隣で見てきた今も想像することしかできません。


思い通りにならない悔しさも

体力的な苦しさも

他艇が自分の視界に映る瞬間の爽快さも

漕いでいないわたしには到底わかりっこないことです。

それでも3年と少し、この部活でこの競技と選手と向き合ってきたと思います。

上手くいっていないことも多かったし、みんなが納得いくような、すべてが快いような向き合い方ができていたとは言い難いです。すごく難しかった。そういった意味でも導いてくれた先輩には、信じてついてきてくれた後輩には、支えてくれた同回には感謝しかありません。



でも。総じて何よりも、




すごーく楽しかった!とーっても面白かった!




朝はいつも、今日も部活か、と思ったけど。

文句もたくさん言ったけど。



だけど。


メダルをかけてもらえたのも。

誰かの喜びを自分のことのように思えたのも。

今後ないくらい鶏肉と格闘したのも。

ビデオカメラに映る必死なみんなに声援を飛ばしたのも。

自転車で追っかけたのも。

琵琶湖をモーターで運転するのも。

捌き方のわからないボケも。

たわいのない与太話も。


すべてが宝物です。




学んだこともたくさんあります。

ここで細かなことは書かないけれど。

最初のブログには、いろんなことを学んで、早く役に立たなきゃ。と綴った気がします。

いろんな人に助けられて、気づけなかったことに気づいて、学ばせてもらいました。


そしてその分、やり残したと思うこともあります。

やり残すというと言い方はなんだかそぐわない気がしますが。

それだけこの部活に、競技に、仲間に

執心できていたことが、何より嬉しい。



後輩には

辛くても、つまらなくても

明日だけは頑張ってみよ、って思ってみてほしいです。

未来の心配はきっといずれ杞憂です。

未来は未来が目の前に来た時に。

今に集中する時間がなくて、掴みきれないなんて勿体無いでしょ。

いつのまにか終わってるみたいだよ。

2000mも。4年も。



こんな熱いこと言っておいて

わたしがこのラスト1年で1番発した言葉は

「ねぇーこれ誰のーなんで片付けないのー」

です。


新艇庫きれいに使うんだよ、みんな。

秋季終わりに見にいこーっと。




お世話になりました。ありがとうございました。






















あぁー楽しかった!!