暑いです。4回生の北野です。みんなは今頃ナックル新人で毎年恒例の不思議な格好して漕いでるんだろうな。

熱中症気をつけてね。





今から書くことはあくまでわたしの個人的な見解です。そう思って気軽に読んでみてください。


この部活のスタッフの難しいところ。

それは、


“やったことないけど、なんとも烏滸がましく選手にアドバイスをすること!!”


冷静に考えて、選手は優しいなと思いますよ。

やったことないんだからわかるわけないだろ、って思うでしょ。

でも、そんなことを言われたことは一度もありません。(思っているかもしれませんが、というか思っていてもおかしくはないのですが。)

ミーティングでは最後までわたしの話を聞いてくれるし、どう思う?と相談してくれます。


艇の外から見えるわたしの発見は、艇に乗るみんなとは違うかもしれないです。

外部コーチからはこう言われました。

「選手とスタッフの意見は違う方がいい」と。

視点が変わっているんだからそりゃそうか。

“視点を変えてみてみる”=“捉え方を変えてみる”ですもんね。違うものが見えてなきゃ視点を変える意味がない。

乗っている人と同じものが感じられても、それ以上を自分が共有することはできない。それくらいなら、そんな風に思ってたんだ、って思われる方が1回の練習にたくさんの発見があるのかもしれない。


シート順ですら、「これがいいと思うって言ってみればいいじゃないか。なんでもいいんだ。」って外部コーチには言われましたよ。


なんでも、いいんか、?笑

それくらいの気持ちでいけってことでしょう、うん。


兎にも角にも、艇を速く進めること。それが1番なんです。


そのために、ここで合わせようとか、2000m保つように苦しくない姿勢でとか、効率よく進めるにはどうしようかとか、色々考えるんですね。

プロの選手チームとかじゃないんで、体格差もあるし、得手不得手は個々に違うし、正解なんてレースが終わるまでわからないものな気がします。


わたしも1回生のはじめは、何を言えばいいのかわからないし、なんの違いもわからなくて。

一緒にチャリ伴していた先輩に“どう思う?”と聞かれるのが、怖かったです。


でも、大丈夫です。選手は優しいので、聞いてくれます。

思ったことを言ってみてください。わからないことはわからないって言ってみてください。

わからないことはわからなかったでもいいんです。

今でもわからないことはわからないし、成長してる実感なんて、湧きません。成果とか実績とか目には見えないし、結実なんてわかりやすくないです。でも、だからこそ口に出してみないと、とも思います。

先輩だろうとなんだろうと、不確定だろうとなんだろうと、言ってみてほしいです。(後輩に届くといいな。)




スタッフって何してるの?って言われるの、やっぱり少し悔しいから、選手の視点を増やす、目の役割を担ってるって、練習中は思ってます。

昔は必要なかったのかもしれないけど、今は役割あると思うんです。折角、役割あるなら熟せなくても熟そうとしてみた方がきっといいと思うんです。


必要性は自分で見出すべし。これ、テストに出ます。


どこまで首を突っ込むべきかわからないです、わたしは今も。でも気になることは言ってみたり、少し図々しく正しいと思うことを言ってみたり。


烏滸がましくです。そこは選手の優しさに甘えておきます。



ノーワークで5本以上たらたら漕ぎ出したら喝を入れる、最近追加されたわたしの役割です🤭