思い返せば、ちょうど1年前。
初めての朝日。何もわからないまま、たかとのダブル。なんとか勝ち上がった先の準決。レベルの高さ。自分たちの未熟さを知りました。
初めての関選。敗復から這い上がりました。やっと掴んだ決勝の舞台。しかし、結果は無残な大敗。
その先が見たい。
そんな思いで必死に登り詰めた先には、いつもさらに険しい峠が待っていました。
時に雨に打たれ。時に風に吹かれ。凍え震えた冬。雪の下で春を待ち侘び、ようやく芽吹ける草木に乗り遅れないように。
去年、辿り着けなかったあの峠。その先に広がる景色を、峠を越えて昇る”朝日”を、今こそこの目で見たい。