失礼します。4回生、青島です。

はい、もう引退しています、引退してすぐにブログ書きたいと思ってたんですがもう12月になってました。はやっ

ということでブログ書こうと思います。よろしくお願いします。


さあ、ブログの題名にした、

どうしてボート部だったのか

ですが、おそらく自分の入部理由はちょっと変なんじゃないかなと思っています。

それで、その理由は、簡単に言うと、

キツそうだから

です。

ちょっときもちわるいなと自負してますが、追い込むことが好きなんだと思います。坂道ダッシュとか千本ノックとか今でもやりたいと思うくらいです^ ^

雰囲気が合ってたとか、大学から始めても全国目指せるとか、これだけではないと思いますが、

キツイことするのも好きで、その先に自分の成長があって、良い結果が出るかもしれなくて、それを目指してみんなで熱くなれる

入部時そこまでは考えてなかったけれど、今改めて、とってもかっこよくて楽しい部活だなと思います。

ちなみに入部理由でボート漕いで水押す感覚が楽しかった!という人も多い気がしますが、自分は最初あまりにも下手すぎて水押す感覚全くわかりませんでした。


こんな想いでボートを始めましたが、やっぱり梅ちゃんやまさてるみたいに、ボートの技術に取り憑かれたようなスーパーな選手にも、後輩に漕技を教えられるような頼れる先輩にもなれなかったなと思います。

ボートは本当に難しかったです。めっちゃ不器用で、頭でわかっていることを身体で動かすのがすごく苦手で、きつかった思い出がたくさん浮かびます。


でも3年半もボートを漕ぎ続けると、さすがに、あっこれかってなるタイミングはありました。あの感覚は忘れないですよね、そう簡単に上手になることがあんまりなくて、色々考えて試行錯誤してなんか急に分かるみたいなの、ボートという競技らしさだなと思ってます。

やっぱり1番忘れられないのは、4回生の西日本前のトランスかな、杉藤さんセッションで「インに寄せる」というので感覚的にめちゃくちゃ覚醒しました。すごい楽しかったし、いくらでもボート漕げるなという感じでした。

その勢いのままに西日本で2位になるんですが、ちなみにその後は下降しまくりでした、地獄でした。関選終わってインカレまでの約2ヶ月、ボート部人生で1番苦しかったです。最後の集大成に向けての時間なのに、漕ぎ方を忘れてしまいました。完全に感覚が戻ったのは、最終日進出を決めたインカレ準々決勝でした。最後戻せて本当によかった、このままわからないまま引退してたら最悪の終わりやったなと思います。

この期間は本当に苦しくて、怪我でボートを漕げなかったときよりもはるかに苦しかったです。1回わかった感覚がわからなくなるのはめちゃくちゃ苦しかったし、何より一緒に乗ってる皆んな、サポートしてくれる人たちに申し訳ないなというのが大きかったです。怪我は自分と向き合うみたいな、わりと個人の問題だったので意外と大丈夫だったのかもしれません。


こんな自分から後輩の皆んな伝えたいことは、

・朝早くからきつい練習頑張れてるだけでも偉い

・なんか知らんけど上手くいくときがある、かもしれない

・ボート部のみんなはすてき

の3つかなあと思います。

たぶんもっとあるけれど、やっぱりボート部で頑張っていることを誇りに持ってほしい、自信を持ってほしいです。自分は頑張っている人がだいすきなので、ボート部のみんながだいすきです。結果がついてくるのはその後かなとも思います。


あとは自分は、73期幹部のみんな本当に素晴らしかったと思っています。

大学の部活で大きく変わることは、部の運営を学生主体でやることだと思います。事務的なことも勿論だけど、チームの方針とか練習内容とか、ただやればいい、頑張ればいいというものばかりではなかったと思います。

もっと強くなるにはどうしたらいいのか、部をもっと上手く運営するにはどうしたらいいのか、選手もスタッフもたくさん考えて色々チャレンジして新しいこともたくさんやって、たった1シーズンの間でこれだけのことをやろうとしたことが本当にすごいなと思います。

自分は平部員だったので少しお手伝いできたかなくらいだったけれど、部の運営に直接関われなかったことは少し悔しいというか、もどかしいというか、幹部をすごいと思うからこそあまり関われなかったに対してこんな気持ちになるのだと思います。もちろん、めちゃくちゃ大変だったのはわかってるけど!!



というような感じで結局長々と書いてしまいました、!

でも、思い出語って、きつかったこと語って、ボート部の好きなこと語れば、もっともっと長くなっちゃうのでこれくらいで許してください!


ボート人生苦しいことのが多かったですが、本当にたくさんの人に助けてもらって最後までローヤーとしてボートに情熱を注ぐことができたと思います。

ありがとうございました!!!


ボート部での出会いは、自分の人生の価値観を変えるようなものだったと思うし、こんなにもすごいなと思える尊敬できる人たちに出会えて、ボート部に入ってよかったなと心から思います。

だから、

これからもよろしくお願いします。


            73期 青島拓海