つい先日、1回目のブログを書いたところですが、加古川レガッタの帰り、長い眠りから覚めてしまったところですることもないので、大会の余熱が冷めてしまうまでに今大会の振り返りを書いてしまおうと思います。
まずは結果から。僕たちベレーはなんとか6位入賞という結果で終わることができました!!!!!やったぁぁぁぁあ!!!!!思い返してみれば、上回生練が始まって、新人フォアの練習が始まって、ここまでいろんなことがありました。
まずは、練習始めたてのころ。このころは大会もずっと先で何も考えず、昨年の大会のタイムをみて、7分40秒切れたら決勝も見れるんじゃね??みたいな楽観的な思考でした。(最後まできれませんでした泣)ある意味幸せな時期。またこれまでと比べ、乗艇が増えて気分が上がった反面、エルゴがきついことったらなんのその。まぁこれも速くなるためだと自分に言い聞かせる日々。それからまたしばらく経ち、乗艇での高レートが始まりました。この頃から徐々にクルーの顔が陰り始めます。すごいレートを上げてなんとか1分55が切れるかどうかという状態。こんなスパートみたいな漕ぎで2000行けるわけないやん。よくない雰囲気で初めての2000ttを迎えます。ここで初めて絶望を味わいます。8分16秒。シートが外れるアクシデントがあったものの準決勝進出までは最低でも25秒カットが必要なタイムでした。やばいんじゃね?全員が思いました。こんな感じでよくない雰囲気のまま時は流れ、結局2度目でもタイムを更新できることなく大会直前になります。大会のルール上、最下位のクルーだけが、最終日に行けないというなんとも残酷な組み合わせ。最終日、応援だけになるんじゃないかと一抹の不安が心によぎりました。タイムが出ない。調子が出ない。勝てる気がしない。この頃は練習後、顔は笑っていてもどこかみんな下を向いている1番辛い時期でした。そんな中、とうとう加古川へ出発します。
ついに来た加古川。少し気分が上がりました。着いた当日、加古川で初めての練習。天気もよく波もなくどこか彦根より漕ぎやすい。また、初めての遠征で気分は最高潮。こんなに多くの部員で食卓を囲むのも、一晩を共にするのも初めてですっごく楽しかったです。大事な初戦の準決勝進出を決める予選が始まります。結果は3艇中3位。今までで1番いい漕ぎができたものの全く結果がついてこず。調子が良かっただけにこの順位が悔しすぎました。そして迎える敗者復活。ここで負ければ全て終わり。絶対負けないぞと全員で気合を入れました。これまた、過去一の漕ぎをを更新する勢いで1位で準決勝に駒を進めることができました。悲願の目標達成。この後の準決勝は燃え尽きたからか、疲労からか、加古川では1番遅いタイムで4艇中4位でした。最終日、順位決定。2位以上で入賞、賞状をもらえるという中、相手は敗者復活で戦った滋賀教、準決勝で10秒差以上つけられた大工大、予選でボロ負けした京大。なんとも厳しい戦い。絶対入賞しようとは言ってたものの、心の中では正直、厳しいだろうと思っていました。レースの時間が近づきベレーのラストミーティング。初めはなかなか締まらなかった円陣も最後は決まり、いよいよ最終決戦へ。レース開始とともにスタートスパートを切り、コンスタントへ持ち込み、横をみれば京大と大工大が並んでいました。そして最後500メートル京大には出られたものの大工大には喰らいついている。ラストスパート。自分としてはボート部に入ってから1番いい漕ぎでした。一気に大工大を突き放す。絶対行ける。全員で全員を信じました。なんとか振り切り2位でゴール。まさかベレーが入賞できるとは。本当に楽しく、熱くなったレースでした。本当に良かった。みんなありがとう。
最後に、怪我だったり、艇の調子だったり、色々うまくいかないことの方が多かったけど、本当にありがとうございました。スタッフのみなさんも僕たちローヤーのために色々とありがとうございました。こっから冬季でステップアップして次は決勝。その先の景色を見れるように頑張りたいなと思います。
気づけば今は寝る前です。ちょっと色々気持ちが高まっちゃいました。長々と失礼しました。