失礼します。高見に面白くないと前回のブログの酷評を受けた3回生の宮脇です。悲しいことです。なので今回は諦めて雑学ブログとします。(長くなってしまいました)


 最近よく大きな外国人をよく見かけます。あんなん絶対エルゴ速いやんと思い見ています。大きさがすべてではないにしろ、どんなスポーツでもだいたいでかい人が有利ですよね。


大きいものが強いというのは、スポーツというより生物界の常識です。たいてい大きいもののほうが強いです。大きいものが小さいものを食う。ここで疑問が生まれます。



 なぜめちゃめちゃ大きい生き物は存在していないのでしょうか。


今回はこれをテーマに書いていきます。


大きいものが強いなら大昔の恐竜サイズの生き物がいてもいいはず。


例えばゾウはもともと猪サイズで、進化して今の大きさになり陸上最強クラスの強さを誇る生き物となった。


 一旦、大きいことのメリットあげてみる。


①単純に強い

これは言わずもがな、格闘技が体重ごとに分けられるように、でかくて重いほうが基本的に強い。


②環境変化に左右されにくい。

コップに入ったお湯より、お風呂のお湯のほうが冷めるスピードが遅いのと同じで、体が大きいほうが体温を保ちやすい。そのために、例えば、寒いところにすむホッキョクグマは普通のクマより1m近くでかいのだとか。


③寿命が長い

大きいものは小さいものに比べて、代謝や心拍等の生命維持のサイクルが遅い。小さいものは外敵から逃げ、体温の維持のためにもサイズのわりに多くのエネルギーを使う。大きいものの場合、その逆だ。例えばネズミは2年、ゾウは70年生きる。



 このように大きいことは生物にとって大きなメリットとなる。にも関わらず恐竜のように大きく進化するものはほとんど現れていない。


 その答えはこれらのメリットにある。これらのメリットは、生存に有利であるが、進化しにくいというデメリットを背負うことになるからだ。生存に有利であれば、進化のきっかけが生まれにくく、また寿命が長いため世代交代のサイクルがあまりに長い。


よって、進化しない。


 これはとてつもないデメリットである。その生物単体で見た時は問題なく生き残ることができる。たが、種として長い目で見たとき、進化しないということは耐えられない環境変化が起こったとき、種が存続していくために進化することができない。つまり残された道は絶滅のみ。


よって、大きすぎる生き物は存在しない。



以上、とあるYouTubeの要約でした。他にも、なぜ人間だけが二足歩行でかつ直立するのか、やネズミたちを楽園に放り込んだらどうなるのかとかも面白かったです。ちなみにそのネズミの実験は何度やっても絶滅するそうです。絶滅の一歩手前がネズミの高齢社会なんだとか。なぜか馴染みのある言葉です。


以上です。失礼します。