お疲れ様です。対校舵手の3回生梅田です。
前に前に進むために早く振り返りを終わらせたくてブログに書きます。あまり人の目に触れられるところに書くのは良くないのか、と思いましたが、下の代の方々とかがもしかしたら勝つために見るかもなのでブログに投下します。 

前半は流すぐらいで読んでくださいな

付きフォア概要
さて、第74回朝日レガッタが終了しました。今年はどこも付きフォアに戦力を降っていた(私大のスカラーを除き)ように感じました。決勝だけでいうとD大さんもエイトを解体しs4b4?で出場、R谷さんABも速かったですし、k学院さんも加古川のスカラーをコンバート、去年からの流れでO阪大さんはシートを入れ替えつつ半分は全日新から多分同じ、k西大さんは去年の無念を晴らしに2年連続で出場した漕手がいたようです。
そう、めちゃくちゃレベル高かったが故にめちゃくちゃいい並べをしていて楽しそうでした!
自分らも予選で僅差(1秒ぐらい)で3着、2着のs根選抜さんも準決で敗退してしまっています。敗復は組み合わせに恵まれ?て準決にあがれました。準決ではO大さん、教育さんR谷大さんと要チェックと言いますか、どこが上がっても不思議では無かったです。うちは4着でしたがトップまで3.5秒差でした。

レース振り返り
予選は上がれたなと思います。瀬田川が心地よいのでその安心感、エルゴアップでの指導や乗艇での急成長、ラフコンでの不安など精神的に上下の不安定さがモロに出てしまったレースです。敗復はプレッシャーをいい形で艇速に変えられたかなと思います。集中力が準決も続き、一番いい漕ぎがアップで出たかなと思います。かなり荒天(荒波)でしたが艇がめちゃくちゃ伸びてバランスも良かったですしタイムも良かったです。準決はある程度出し切れた。ハイレベルの中で並べれもした。ただコンスタントで負けたな、そういう良い負け方でした。パワーつけていきましょう💪💪 
クルーの心は緩まさないようにしてやりたかったな。自分も含めて。そういう雰囲気作んのムズいな。揺るぎないこだわり、こちとらハナから百万馬力。失礼。

一貫して予選後から感じていたのは、自クルーの艇速を上げに上げて最速でゴールするという一番の目標に集中しきれなかったという点が敗因だということです。

これは普段の練習からだなぁと思いました。 

練習向上方法

まず練習前に、腹になにか入れてください。血糖を上げるために。
あと、朝練の陸アップ後に頭が動き出さないならしっかり集中してやるか、僕がサッカー時代やってたのは集団で声をしっかり出してやる方法です。とりあえず頭に酸素をぶん回して目を覚まして欲しいです。エルゴアップも手ですが、艇出すのに時間が掛かるのであまり好ましくありません。
アップやワークの各メニューは各種目練られた結果なのでしっかり動かす筋肉、筋にフォーカスしてください。そこを動かそうとすると温まり方がまた少し違います。

(でも今シーズンは乗艇前MTGでクルーで漕ぎのコンセプトを共有しあえてたのかなと他にも沢山成長、気付きもあったと思います。それぞれ大事にしていきましょう。)

ドリルの精度を大切にしていきましょう。しっかりドリルでフルパワー出して、フルパワー時に艇速への還元度を上げられるような動きを自分のモノにしていきましょう。

メニューの内容に対して理解を示していきましょう。特に良くないなと思ったのは、低レート、中レートメニューのインターバルのレストで漕がずに止まっているクルー。心拍と有酸素運動の強度や成長には強い関連性があるのですが、心拍を落とさないように出来るだけ動き続けるようお願いしたいです。レスト止まって心拍下がる訳ないやんって思ったりしたら心拍計つけてトレーニングしてみてね。

インターバルメニューで並べをしながらは難しいかもですが、しっかりワーク間のノーワークを丁寧に。目安はワーク終了5本後にしっかり動きながら水中込めないのがノーワークであってほしいです。とくにエントリー、フィニッシュ位置、セットは集中して。

ウェイトトレーニング中にローイングを意識してこなして欲しいです。逆も然りですが。最近ウェイトをcox転向以来初めてやった時にウェイトでパワー出せる、重い重量こなせるフォームはローイング(エルゴ)でも同じように感じました。キャッチ位置はスクワットのようにも見えますね。まあ、そういう様なことです。

付け加えるならジャンプの補強を丁寧にこなして欲しいです。メジャーなBig3などは筋量を確保してくれますが、キャッチからグーッとすぐ踏ん張る動きはプライオメトリクス→筋収縮速度を早めるトレーニングによって鍛えられます。それが今で言うとジャンプの補強なのです。例えばスクワットジャンプの時にしっかり沈んだあと、瞬発的にグゥーっと力を込めて欲しいです。動きに、筋肉の収縮、弛緩にメリハリを持たせることで、体を使うのが、筋肉を使うのが、ローイングで2000mを速く漕ぐのが上手くなります。

あとエルゴローイングメーターについてです。あまり言われてこなかった話かもしれません。これに関しては難しい話ですが、フォームを綺麗に丁寧にこなしてください。タイム中心にエルゴ回すと体壊します。あと変な体の使い方してタイム出すと、乗艇でもタイムが出ると勘違いを勝手に体が起こしてしまい勿体ないです。あと上回男ローヤーに関してドラッグを125-130ぐらいに調整して欲しいです。ただフォームがローイングに使う筋肉を上手く鍛えられないほど綺麗でないなら先フォームに注力して欲しいです。

乗艇前や乗艇後に目指したい漕ぎと自分の漕ぎを見比べましょう!イメージをしっかり共有して、目つぶってもクルーでちゃんと漕げるぐらいに刷り込んでください。
そして乗艇では絶対ここは集中してやる点を決めてやってください。タイム目標は環境に左右される面があるのでなるべく技術目標にして貰ったらいいかなと思っています。

今年もそうですが来年も引退までしっかり正しい背中を見せられるような先輩になりたいですし自分の代以下をそうする!
書いてることとかそれ以外でも分からないことがあったら自分で調べたり、僕にきいて来てください。
俺も減量する為に栄養学かじってるから言うとくと、プロテイン飲め!カロリー計算できたらしよう!
しっかりみんなで上目指してその楽しさを、感情を噛み締めて!黄金期、作ろうぜ。勝とうぜ。勝てるチームは人の手で生み出せる。

最後にS藤さんが言ってた言葉を置いときます。常に意識してます
Train as you race,  Race as you train

3回生舵手 梅田 康毅