みんな・・・・忙しいとは思うけど担当日にブログ書いてね・・・・・
こんにちは。4回生の櫻井です。
最近は読書の調子が非常に好調です。僕の読み方は、飽き性な自分の性格を考慮して、3冊ほど読みたい本を用意し、1時間ずつその三冊をクルクル読み回していくというスタイルをとっています。
この読み方の良いところは、1時間前に読んだ1冊目の本と今読んでいる2冊目の本のつながりが意図していないところで生まれることがあり、気づきが生まれるところです。例えば、全然ジャンルの違う古典文学と現代文学の2冊を1時間ごとに読み回してみると、主人公の心情がそれぞれ似ていたり、あるいは対極にあったりして面白いです。
最近、読んで一番衝撃を受けた本は「嫌われる勇気」という本です。かなり有名な本でアドラー心理学を哲人と青年の対話と言う形でわかりやすく解説しています。
僕は、良くも悪くも影響を受けやすいので早速、このアドラー心理学が主張している「人からの評価は自分の操作することができない部分であるから、嫌われてもOK」
「社会や所属している組織のせいにするな!現在の結果や状態は、意識せずとも自ら選択し、行動したものの産物である。」
という点を実生活に当てはめてみて実践してみました。
すると、これまでのエルゴの不調、試合で勝てないことへの言い訳を必死に探して、それを原因にあてはめて自分を慰めていたことに気が付きました。
アドラー心理学は「勇気の哲学」と言われています。彼の哲学を実践するには、勝てないことへの言い訳探しをする弱い自分を押し殺して、成し遂げたいことに対して必要なことを探し求める目的論者へ踏み出す勇気の一歩が必要です。
カントと同じ匂いがします。どちらも言ってることは理解できるけど、それを実践するのが難しいんだよなーと思います。
もう一つ、自分への気付きが最近ありました。それは、部活以外にもう一つ頑張ることを作ると、エルゴの記録が伸びるということです。
ベスト記録を出したときから1年位、経ってしまいましたが、ベストが出た1年前は宅建の勉強が捗るのと同じリズムで、エルゴも伸びていきました。
今年は、行政書士の勉強をしています。勉強をし始めて1ヶ月位経ちましたが、エルゴが好調です。朝日レガッタ後は、なんとしてでもベストを出します。
就職先は宅建を使う場面はまったくないし、今後サラリーマンをしていく自分に独立開業が前提の行政書士は稼ぐという面では全く役に立たないけど、この無駄なことをしている感がたまらなく気持ち良いです。参考書のあの分厚いページを読み進めていくのも快感です。きっと僕は天性のドMだと常々思います。
社会からは"意味のない”と烙印を押されてしまうことを全力で遂行できる人間でいたいです。
4回生 櫻井