失礼します、一回生の中原です。これといってブログに書く話題が思いつかず、なかなか書き出せずにいました。今も特に思いついていないのですが、とりあえず書いてみることにします。
ブログは漕艇部に入るまで書いたことがなかったのですが、何を書くかで迷うこの感覚は初めてじゃないなあと思いました。小学生のころの日記の宿題で経験していたからです。
基本的に毎週末、日記の宿題は出されました。どこかへ出かけた週などはまだしも、特に何もせず家で過ごした週は、本当に書く話題に困ります。周りの子は「適当に書いて字数稼いどけばいいやろ」、みたいな子が多かったのですが、自分は何となくそれが嫌でした。だから毎回凝った日記を書こうとして、自分で自分の首を絞めていました。
今思えば、昔の自分は、不器用な完璧主義という一番生きにくい性格だった気がします。漢字の書き取りの宿題も、ちょっと字のバランスが崩れていたり、マスから字がはみ出ていたりしたら、全部消して書き直していました。あまりに消しゴムでこすりすぎるから、ノートはぐっちゃぐちゃ、しまいには紙が破れてしまう、なんてことはし.ょっちゅうでした。
今はいいぐらいに落ち着いてきて、不器用ではあるものの、妥協や柔軟な考え方というものを覚えたと思っています。「ある程度」とか「最低限」といった言葉の意味も知りました。
でも何事においても、妥協してはいけない場面というのは必ずあります。
妥協してはいけない場面で「ある程度」なんて言葉を使う大人にはなりたくないです。
普段は柔軟に生きつつも、やるべきところはきちんとやりきる、そんな人間を目指して、二十歳になる年を過ごしていこうと思います。