失礼します、3回生の荒木です。

インカレにシングルで出場させていただくことになりました。インカレという大きな大会に出場させていただくことは嬉しいことで、レベルの高い大会ですが少しでも戦える選手になれるように練習を頑張っています。ただ、この期間はなんとなくずっとモヤモヤしてます…。

出場選手7人中6人が対校でスイープ、私はセカンドでスカル。自分のこれまでの成績やボートへの取り組み方が評価された結果がセカンドという形として表れたと思います。そして、スカルから慣れないスイープへと移行して、やっとスイープが形になってきたところで再度スカルへの移行。他にもフォアで出場できるように8分切りに腐心し続けた期間などを思うと悔しさややるせなさ、自分に対する怒りや情けなさは晴れません。

小学生の頃から様々な部活の中で色んなことを経験してきました。怪我してたけど大会の出場選手に選出され痛みに耐えながら練習をしたり、朝早くに整骨院を開けてもらってガチガチにテーピングして試合に出場したりなど身体的に辛いこともあれば、自分の方が成績が良くても学校の方針で選手に選出してもらえなかったり、正式な大会なのにユニフォームを渡してもらえなかったりなど精神的に辛いこともありました。怪我・チームメイト・指導者、色んな場面でたくさんのモヤモヤを経験をしてきました。それでも、どんなときでも、自分のやるべきことを全うして結果を残して来たつもりです。怪我してても優勝できたし、同じ大会でユニフォームもらえた人より良い成績を残せました。

怪我の有無、経験の長短、部の方針、そんなもの試合に出てしまえば関係ありません。漕技が高い人は速く漕げる、エルゴタイムを出せる人は強い、そして速く漕いだ人が勝つ。ただそれだけです。モヤモヤを晴らすためには強くなって結果を残すしかありません。インカレで結果を残せるレベルだとは今は到底言えないと思います。だけどいつか、自分のやってきたことが間違いではないこと、努力が無駄ではなかったことを証明できるように、この期間しっかり自分がやれる全力で漕ぎ込んでいこうと思います。

以上です、失礼します。