4回生の梶浦です。
例年なら4回生はこの時期はもう最後のブログになるのですが、今年はオリンピックの関係で関西選手権とインカレが一ヶ月後ろ倒しになったため、今暫くお付き合い願いたいと思います。

先日対校エイトで、同志社大学さんのエイトと並べさせていただきました。
瀬田川流域では意外とエイトを出している大学が少ないので、とても良い練習になりました。

閑話休題

新しい学部の設立のため、体育会の部活における「滋賀大学経済学部」という名称は消滅してしまうそうです。ボート部もその例に漏れません。
「滋賀経」という略称で呼ばれるようになって、どれくらいの時間が経ったのか僕は知りませんが、皆がそう呼ぶ名前が無くなってしまうのは寂しいことだなと、そう思います。

近年の滋賀経ボート部は時代の変遷と興隆衰退を経て、僕が入部したちょうど一回り上の先輩方はとても人数が少なくなっていたと聞いています。
そこを、数少ない現役部員とOBOGの方々が協力してなんとか多くの新入部員を獲得し、ボート部を持ち直したと。
当時の関係者の方々のご苦労とご尽力は想像に難くありません。

本当に、部活の色というのは毎年変わっていくものだなと感じています。
部活の雰囲気や方向性も、部員の実力も、チームとしてのあり方も、一度として同じ年はありません。
今のボート部は人数も増えて、さらに野村アドバイザーを始めとしたコーチ陣のご指導のもと、一回生から厳しい練習に積極的に取り組んでいます。

変わらないものは、一つとしてありません。

野村アドバイザーもよくおっしゃっていることですが、「どれくらい努力したらどれくらいの結果を残せるか」という基準を、最後の大会を通じて後輩のために残してあげたいなと思います。
滋賀経ボート部としてここ数年はなかなか結果が残せず、応援して下さっているOBOGの方々のご期待に添えないことをとても心苦しく思っています。

結果が出ない中で努力し続けることは、本当に難しいことであります。
然しながら、どんな場面でもコツコツと基礎練習の反復を積み重ねることで、最終的に勝利に手が届くということを、どこかの代で証明することができれば、今後の方針がとても立てやすくなりなります。

「これだけしかやらなかったから勝てなかった」より「これだけやったから勝てた」という基準が、今の滋賀経になにより必要なことなのかなと、そう思います。