王家の紋章 | 華胥の苑

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寛いでいます

 

 

車検でディーラーに車を持ち込んだ。

少し時間があったので、久しぶりに周辺の町を歩いてみた。

ふらりと、なんとなく気になった某古本屋に立ち寄ったのだが・・・

店内の書籍、特に漫画の大半は自分の知らないタイトルばかり。

最早、古本と認識出来ない。

ここにきて自分の年齢を痛感するとは!

ぐるりと一周し、再度足を止めたのは少女漫画の棚だった。

目に飛び込んだんのは、プリンセスコミックの金色とドピンクカラーの背表紙。

 

「王家の紋章」だった。

 

自分が古代史にハマるキッカケとなった漫画だ。

最新刊は71巻。

自分が知っているのは、せいぜいキャロルの妊娠が分かるあたりまで。

24、5巻だろうか。

 

それにしても・・・

まだ完結していないのか。

作者はかなりご高齢のはず。

このまま未完で終わってしまう可能性が高いのではないか?

 

とりあえず手に取り、パラパラと順を追ってみた。

世界有数の大富豪の令嬢、キャロル・リード。

王家の呪いによって古代エジプトへタイムスリップ。

泥水を濾過して清水と変え、奴隷たちを救った。

そしてまた、当時のエジプトには無い鉄剣の工法を教えた。

ある時は青銅の格子を布と木で折って逃亡を図ってみたり、皮袋を空気袋として使用して潜水を可能とした。

捕虜となったエジプト兵を逃がすため、チグリス河の流れを変えてアッシリア城を泥土と化した。

おお、素晴らしい。

そして、紆余曲折を経てエジプトのファラオ、メンフィスの王妃となる。

歓びも束の間、ラガシュ王とアイシスの策略で訪れたバビロニアでは、またもや幽閉の身に。

しかし、当てずっぽうではあったものの月食を予言。

更には原油を使ってバベルの塔を炎上、倒壊させる。

現代人の知恵と専攻している古代史の知識によって、未来を語る神の娘として広く知れ渡っていくのだ。

まあ、現代人といえども、こんなに優秀さを発揮できる人はいないのでは?

 

その後も読み進めてみたが・・・

様々な異国の神殿が出てくるのは楽しいものの、惰性で続いているとしか思えない展開だ。

作者は本当に、こんなにも連載を続けるつもりだったのだろうか。

 

ここまで来たのなら、ぜひ完結してほしいと思う。

 

そして、イズミル王子の肩に埋まっている銃弾をはやく摘出してあげてくれ。

大事故によって時間の歪が生じ、時代が錯綜する炎のなかで、キャロルの兄ライアンが銃を撃つシーンは圧巻であった。

 

あの時の感動、ハラハラをもう一度感じてみたいものだ。

 

 

ちなみに、ちゃんと本は購入させていただきました。

笑