※今回は「プラチナ」「ゴールド(イエロー/ピンク/ホワイト)」すべての素材についてお話しします。お店に行ったとき、雰囲気やセールストークで言いくるめられないために、ぜひ最後まで読んでください。

 

 

こんにちは。
ストーリーに寄り添うジュエリーデザイナー

SuRADAS(スラーダス)の矢野一郎です🤗

 

結婚指輪や、毎日身につけるジュエリーを選ぶとき、多くの方がこんな疑問を持ちます。

「プラチナと金、どっちがいいんですか?」
「イエローゴールドとピンクゴールド、何が違うの?」
「ホワイトゴールドって最近あまり見ないけど...?」

 

そうなんです。
実は最近、ジュエリーブランドでホワイトゴールドの商品を積極的に販売している業者が減っています。

その結果、消費者の皆さんの目にも、ホワイトゴールドという選択肢が届きにくくなっているんです。

 

でも、素材選びって本当はもっと自由でいい。

今日は、プラチナも金も含めて、ジュエリー素材の選び方の本当のところを、できるだけ正直にお話しします。

 

まず知ってほしい、2025年12月現在の地金相場

 

素材選びを考える前に、まず現在の相場を知っておいてください。

 

2025年12月現在の地金相場

・金(ゴールド): 1gあたり約25,000円台(過去最高値)
・プラチナ: 1gあたり約13,000円台(過去最高値)

どちらも過去最高値を更新していますが、金の方がプラチナの約2倍近い価格になっています。

なぜこんなに差がついたのか?

実はこの逆転、2011年後半に初めて起きました。
その後、2015年以降は完全に逆転状態が常態化しています。

背景には:

・2008年リーマンショック後、金が安全資産として買われた
・2015年VW排ガス不正問題で、ディーゼル車需要が減少
・プラチナの主要用途である自動車触媒の需要が減少
・コロナ禍、ウクライナ危機などで金の安全資産需要が高まり続けた

プラチナは工業用途での需要が大きいため、経済の影響を受けやすいんです。

この相場差、ジュエリーの価格に反映されているのか?

ここが今日一番お伝えしたいポイントです。

 

地金相場では金がプラチナの約2倍。

でも、お店で売られているジュエリーの価格を見ると:

 

パターン①:相場を反映している良心的なお店
・プラチナの方が安く販売されている
・または、金とプラチナで明確な価格差がある

 

パターン②:利益を優先しているお店
・同じデザインなのに、プラチナも金も同じ価格
・相場差が全く反映されていない

このパターンのお店では、こんな営業トークをされることがあります:

「プラチナの方が加工が難しいんです」
「同じ大きさでも、プラチナの方が重くなるので材料費がかかります」

一見、もっともらしく聞こえますよね。

でも、職人の立場から正直にお話しします。

 

 

加工の難しさについて

確かにプラチナは金と比べて、ちょっと磨きにくい。
でもそれだけです。
熟練すればほとんど気にならないくらいの差なんです。

この「ちょっとした手間」を理由に、地金価格の2倍近い差を埋めるほどの価格設定にするのは、正直言って無理があります。

 

 

重量について

プラチナは金より比重が高いので、同じ大きさなら確かに重くなります。

でも、数グラムのジュエリーに使用する金属量を考えると、地金価格が金とプラチナで同じ金額になることはありえません

 

例えば、5gの指輪で計算すると:
・金(25,000円/g):125,000円分の地金
・プラチナ(13,000円/g):65,000円分の地金

重量差を考慮しても、この60,000円の差が消えることはないんです。

 

正直に言います。

金の方が地金価格が高いのに、同じデザインでプラチナの価格も上げている場合、財産的な価値としては金の方が高いんです。

 

つまり、同じ価格を払うなら、金を選んだ方が「価値ある買い物」になります。

一方で、プラチナの製品を少し値段を下げて販売しているジュエリーメーカーの方が良心的だと、私は思います。

 

それぞれの金属、何が違う?

プラチナ

特徴
・もともと銀白色の金属
・色を変える加工をしていない
・使い続けても、色味そのものは変わらない
・変色しにくく、メンテナンスが比較的楽

こんな人に向いている
・銀色系の落ち着いた輝きが好き
・変化が少ない方が安心
・王道の素材を選びたい
・現在の相場で割安感のある素材を選びたい

 

K18イエローゴールド

特徴
・金75%+その他金属25%の合金
・温かみのある金色
・肌なじみが良い
・時代を超えて愛される色

こんな人に向いている
・華やかな印象が好き
・金色の温かみが肌に合う
・財産的価値も重視したい
・クラシックな美しさを求める

 

K18ピンクゴールド

特徴
・金75%+銅などを混ぜた合金
・やさしいピンク色
・日本人の肌に特になじみやすい
・女性に人気が高い

こんな人に向いている
・可愛らしい印象が好き
・柔らかな色味が好み
・肌なじみを重視したい
・トレンド感も楽しみたい

 

K18ホワイトゴールド

特徴
・金75%+銀やパラジウムなどを混ぜた合金
・銀色系の色味(配合によってばらつきがある)
・最近は取り扱いブランドが減少傾向

特に知っておくべきこと

日本で流通しているホワイトゴールドの多くは、表面にロジウムメッキ(表面処理)がされています。

・新品時:非常にシャープな銀色
・長く使うと:少しずつ表情が変わる
・将来:再メッキという選択肢がある

ただし、海外(特にヨーロッパ)ではロジウムメッキなしのホワイトゴールドも流通しています。こちらは:

・少し温かみのある銀色系
・自然で上品
・日本人の肌に馴染みやすい

こんな人に向いている
・銀色系が好きだけど、プラチナとは違う表情を楽しみたい
・軽やかな印象が好み
・再加工なしの自然な色味に惹かれる

 

 

「どの素材が丈夫?」という質問について

よく聞かれますが、答えはシンプルです。

 

👉 どんな金属でも、普通に使えば傷はつきます。

日常生活で触れるもの(ドアノブ、食器、机、スマホ)は、指輪より硬いものばかり。

なので、

・プラチナだから安心
・ゴールドだから丈夫

という単純な話ではありません。

 

大事なのは:

・指輪の頑丈さ(太さとか厚みがしっかりしてるか)
・デザイン
・作り方(鍛造か鋳造か)

ここです。

 

私がおすすめする、本当に賢い選び方

ステップ1:まず、色の好みで選ぶ

銀色系が好き → プラチナ or ホワイトゴールド
金色系が好き → イエローゴールド
柔らかい色が好き → ピンクゴールド

色の好みに正解はありません。
自分の感覚を信じちゃって大丈夫ですよ👍

 

ステップ2:相場と価格のバランスを確認する

気に入ったデザインが見つかったら:

1. 同じデザインで素材違いの価格を比較する
2. プラチナと金で大きな価格差がない場合は要注意
3. 財産的価値を考えるなら、金を選ぶのが賢明

ただし例外として:

よほど気に入ったデザインが、その素材でしか売っていない場合

この場合は、価格差があっても「これが欲しい」という気持ちを優先していいと思います。

なぜなら、ジュエリーは財産でもありますが、それ以上に「身につける喜び」があるものだから。

 

ステップ3:長く使うことを考える

プラチナ・再加工なしのホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールド
・基本的に色味は変わらない
・磨けばきれいになる

再加工ありのホワイトゴールド
・長く使うと表情が変わる
・将来、再加工をする選択肢がある

 

お店で聞いてみてほしい質問

お店に行ったら、こう聞いてみてください:

1. 「同じデザインで、素材違いの価格を見せてください」
2. 「ホワイトゴールドの場合、再加工は必要ですか?」
3. 「作り方は鍛造ですか?鋳造ですか?」
4. 「アフターサービスの内容を教えてください」

この質問ができるだけで、店員さんの対応が変わります。

あなたが「知っている人」だと分かると、不要なセールストークが減るんです。

 

最後に、私からの提案

ここまで読んで、こう思った方もいるかもしれません。

「結局、どのお店で買えばいいの?」
「本当に納得できるデザインが見つからない...」

 

そんな方に知ってほしいのが、オーダーメイドという選択肢です。

 

私のアトリエ(SuRADAS)では:

あなたが心の底から欲しいと思える最高のデザイン
オーダーメイドでありながら適正価格でお作りできます

 

 

なぜ適正価格なのか?

 

 

それは、大手ブランドのような:

・広告宣伝費
・豪華な店舗の家賃
・多額のブランド料

これらが一切かからないから。

その分を、素材の質デザインの自由度に回せるんです。

地金相場を正直に反映した価格設定で、あなただけのジュエリーをお作りします。

 

まとめ

プラチナ、イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールド。

どれが正解、ということはありません。

 

でも、

・よく分からないまま決める
・相場を知らずに買う
・勧められるまま選ぶ

これは、後悔につながりやすい選び方です。

 

この記事を読んだあなたは、もう「素材の話ができる側」。

お店に行ったときも、ちゃんと自分の感覚と言葉で選べます。

そして、もし「本当に自分が欲しいもの」が既製品で見つからなかったら、オーダーメイドという道もあります。

結婚指輪も、日常使いのジュエリーも、これからの人生に寄り添うもの。

ぜひ、納得して選んでください。

 

 


もし今日の内容に共感したり、あなた自身の考えをシェアしたくなったら、metal.suradas@gmail.com 宛にメッセージをください。

あなたの声を聞けるのを楽しみにしています。

メルマガはじめました!

今回載せたような、ジュエリー業界の裏話や
お客様の感動ジュエリーストーリーなどを定期的に配信しています。

■ジュエリーデザイナーメルマガはこちらからご登録いただけます✨✨
https://utage-system.com/r/cF61D7XEjh47/register


 

あなたの想いをジュエリーに。

📞 お問い合わせ
SuRADAS(スラーダス) 矢野一郎

・電話:090-8309-8858
・メール:metal.suradas@gmail.com

 

💍 ワークショップに参加しよう

・3時間で作るシルバーリング
https://bit.ly/3KSZCQ6

・ジュエリーデザイナー養成講座(初級編)
https://bit.ly/3qc4FS0

・ビーズアクセサリーの価格競争をやめたいあなたへ!ジュエリー講座
https://bit.ly/3I0b64u

 

🌟 SuRADASをもっと知る

・Facebook
https://www.facebook.com/metal.suradas/

・Instagram
http://www.instagram.com/jewelrysuradas

・公式サイト
https://suradas.com/

・YouTube
https://youtube.com/channel/UCRO53rZ5zQq-QyzmubVDKrg

・ラジオインタビュー
https://bit.ly/3BjhCjr

 

💎 SuRADASオリジナルピアス
Bar CORAZON(コラソン)にて販売中!
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132302/13107545/


 

想いをカタチに。あなたの大切な瞬間を、世界でたった一つのジュエリーに。

お気軽にお問い合わせください。