先日、小学生の息子(高学年)の授業態度について、担任先生と面談をしました。

色々と問題はあったのですが、そのうちの一つ
『授業中、自分の席ではなく担任の先生の席に座っている』
という件…

息子の席は、一番前の端っこなのですが、そのすぐ前が先生の机です。息子は授業中、席を移動して、先生の席に座って、皆の方を向いて授業を受けているそうです。
これに関して、先生は「席に戻りなさい」という注意はせず、授業進行の邪魔をしていなければOKとしているそう。その方針に意義はないのですが、息子は何故先生の席に行くのだろう??と疑問に思い、聞いてみました。
すると、
「僕の椅子は硬くて動かないけど、先生の椅子は柔らかくて、タイヤがついているから、ゆらゆら動くことができるんだ」
と話してくれました。


ちなみに、こんな感じの椅子です↓


そういえば、UCLA(カルフォルニア大学)のSSTの研究をしている博士の講義を聞いたことがあるのですが、ADHDの子どもは、この360度回転する椅子だと多動を発散できると言っていました。タイヤのついていない椅子にしたところ、椅子のカバーや毛をむしってしまったり手遊びをしてしまったり、他の常同行動が増えたそうです。
息子も、回転タイヤの椅子が好きなのは、そのせいがあるのかもしれません…

先生と同じ椅子だったら、先生の机ではなく、自分の机で授業に参加できる?と聞いたところ、「うん!!」との返事

ダメもとで、担任先生と管理職に以上の理由を説明し、合理的配慮として息子に回転タイヤの椅子を使わせてもらえないか、お願いしました。

数日経っていますが、まだ返答がなく、椅子はそのままだそうです。
もう少し経ったら、判断を聞いてみようと思います(#^^#)

今日もお疲れさまでした。

 

 

 

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