思春期にさしかかった息子。
身体の成長とともに、親離れや自立など、少しずつ心も成長している様子。
過干渉はいけませんが、まだまだティーンズ。自立が進んできても親の目は必要です。
やるべきことや、声掛けに対して
「疲れた」「やる気がない」「だるい」
という返答が多くなり、もしかして思春期うつかな?と考えたことがあります。
それと同時に、ABA応用行動分析でいうエスケープ(回避・逃避)なのか?と悩みました。
エスケープとは、嫌な活動から逃れるために行う行動のことです。
ついこの間、保育園の行動観察でのこと。
したくない活動が始まると子どもが「怖い」と言います。
そうすると保育士が「怖いならしなくていいよ」と、その活動をしないで好きな遊びをしていいという場面が見られました。
これは、「怖い」と言うことで、嫌な活動から逃れた経験が繰り返され、正しいエスケープ(スモールステップで取り組む等)や交渉(見ていていいですか?と聞く等)ができなくなっている状態です。
息子の「疲れた」「やる気がない」「だるい」は思春期うつかエスケープかどちらなのか?
しばらく様子を見ていると、勉強に絡んだときや、身支度を指示されたときのみにその言葉を発していることがわかってきました。
大好きな鉄道巡りでは、どんなに歩いても一度も疲れたともいわず、ハイペースで歩いていましたし、質問や指示にもきちんと返答していました。
念のため、児童発達専門の主治医にその様子を伝え確認を取ったところ、「思春期うつではない」との回答がありました。
エスケープだということがわかり、特に勉強に関しては本人にはハードルが高いのかもな…と見直しました。特に塾の宿題は多いと判断し、先生に相談して少なくしてもらったり、好きな教科のみにしてもらい、エスケープを無くせるように設定しました。
勉強へのエスケープはまだありますが、一時期よりはだいぶ減ってきたと思います。
そして、私も息子もフリーだった今日、上野に遊びに行きました(#^^#)
息子は撮り鉄、私は東京都美術館が目的です。
「没後50年 藤田嗣治展」(冒頭の写真)は今日が最終日だったので、とても混んでいました。
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