ABA畑の私としては、発達障害による問題行動や困りごとは、応用分析などの行動療法で対応することが基本だと思っています。
ですが、本人やご家族、支援者が非常に困っている場合などは、お医者様からお薬を処方される場合もあります。
お薬の中でも漢方薬は、中枢神経を刺激する薬などに比べ、親御さんも抵抗が少ないのではないでしょうか。
今日は、漢方薬の中の
ツムラ甘麦大棗湯(ツムラカンバクタイソウトウ)№72
について少しご紹介していきます。
このお薬は、興奮、攻撃性、自傷、多動、衝動性、こだわりが強い場合、乳幼児にも処方されることがあります。
・2歳未満…成人用量の1/4以下
・2歳以上4歳未満…成人用量の1/3
**ツムラのHPには、このお薬の特徴として以下のことが書かれていました**
心身の興奮状態を鎮めて、不安定な状態を改善させるのが、この薬の主な働きです。
「甘麦大棗湯」は女性によく用いられる薬で、不眠症、子どもの夜泣きやひきつけなどに処方されます。興奮、不眠、不安、あるいは悲観的な言動などが処方の目安です。
甘い味で、子どもにものませやすい薬です。
気になる方は、主治医の先生に相談してみてくださいね。
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