こんばんは(#^.^#)

先日の記事 発達障害児の通知表をみて思うこと は、大変な反響をいただき、色々な方々から応援の声をいただきました。どうもありがとうございます。

 

引き続きマイペースに更新していきたいと思います!

「そんなことあるある!!」と共感していただけたり、

「へぇ~そうなんだ~」と参考にしていただける内容をお届けしたいです💛

 

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さて、今日は療育の仕事がお休みだったので、保育園のヘルプに行っていました。(保育士の資格も持ってます!)

いつもは2~4歳児の発達障害児の療育をしていますが、保育園では同じ年齢層の、主に定型発達の子どもの保育をします。

 

障害はスペクトラム(連続体)なので、発達障害児によくある問題行動を、定型発達児だって取ることがあります

ここで問題になるのは介入方法です。

問題行動を起こした時に、発達に課題のある子の場合は、定型発達児と同じ介入方法だと、上手くいかない、もしくは問題を悪化させてしまう場合があります

 

例えば、みんなが朝の会をしているときに、一人だけ参加せず、離れた場所で車遊びをしていた子どもがいました

保育士が「もう始まってるよ、おいで~」などと声をかけた時に、「いやだ!クルマおわってから」などと返事がありました

ここで、定型発達児などの、周りの様子を見て“何が望ましい行動か”がわかる子どもは、はじめのうちは朝の会に加わらなくても、しばらくすると自分で戻る力がある場合が多いです。

ですが、発達障害児や、発達に課題のある子は、“何が望まれているのかわからない”ことや、今まで集中していた遊びに過剰に集中してしまうこと、また切り替えが苦手なことなどから、一度流れに乗れないと、その後は自分で戻ることが難しいです。

その場合は、身体介入などを入れて、補助の先生などが“流れに戻してあげる”必要があります(スモールステップでも構いません)

 

よく、保育士の先生に聞かれるのが

「どのタイミングでフォローに入っていいかわからない」

「定型の子でもやってない子がいるから、戻さなくてもいいのではないか」

という質問

 

それに対しての私の返事は

“定型の子どもが8割やっている方に誘導してください”

(スモールステップや支援を入れながら)

です

 

例えば、10人のクラスで、

うち、8人が朝の会に参加していて

定型発達児の1人が脱走

発達障害児の1人が脱走

だとしたら<定型の子どもが脱走しているから、発達障害の子どももOK>にするのではなく、少なくとも発達障害の子どもは朝の会に誘導するべきだ、ということです

 

ここで脱走した定型の子どもはどの程度の定型なのかはわかりませんが、もし本当に発達に課題のない子だったら、放っておいても簡単な誘導で自分で戻ってくる力がある場合が多いです

 

また、その逆も言えるわけです

保育士が始めようとしてもクラスがまとまっておらず、

朝の会に8人参加していなかったら、8割の子の行動に合わせるわけですから、発達障害の子どもも、無理に誘導する必要はありません。

 

これは、小学生になってからも、私が気を配っていることです

クラスの子どもの8割が知っているアニメ、漫画、お笑い芸人、ゲームは絶対に息子に教えます。

もし、クラスの子どもの8割が、くつのかかとを踏んでいたら、息子にはしつけ的に注意はしますが、そこまで真剣に“くつのかかとを踏む行動”を補正しようとは思いません。

 

8割の法則を担任の先生にお願いすることで、息子だけが注意されることが減ったこともあります

(先生によっては、息子だけを特別視する方もいましたが、クラス中を見てみてくださいとお話すると、半分くらいの子にある問題行動だったので、まずは他の子を良くしようと考え直してくれました)

 

8割の法則・・・

ちょっと心がけてみるとまた違った支援がみえてくるかもしれません(*^-^*)

 

今日もお疲れさまでした

おやすみなさい

 

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