今日、息子が忘れ物をしたので学校に届けに行くと、担任の先生に呼び止められました
「実は…昨日、近隣の住民の方から学校に連絡があり、下校途中の小学生が道路上に寝そべっていると。それがどうやら〇〇くん(息子)のようで…」
見ていた子に事情聴衆したところ、息子で間違いないと。
寝そべったのは本当に一瞬で、息子も周りを見て車が来ないのを確認してからやっていたよう。
・・・ですが、ルール違反はルール違反だし、危ない!!
帰ってきて落ち着いた段階で、息子と話をしました。
息子に確認したところ
「寝そべった」とすんなり認めてくれたので、道路交通法の話をしました。
道路交通法において、道路の寝そべりは禁止されていること。法律を違反すると罰金や懲役になる可能性もあることを説明
いかなる場合もやってはいけないことだと話しました。
(こういう時は、道徳的な話ではなく、法律の話にした方が、発達障害児には入っていきやすいです)
それについては「わかった、もうしない」と理解してくれました。
落ち着いて聞いてくれて、状況についても話してくれました。
予想はしていましたが、寝そべり行動は注目引きでした。
状況は以下です
先行刺激(A)
5~6人で一緒に帰っていて、一番後ろの方にいたが、息子が話してもあまり聞いてくれない
問題行動(B)
一番後ろから追い抜いて前に出て道路に寝そべる
後続刺激(C)
男女ともに何人かが笑ってくれた(注目が得られた)
息子がいうには、あきれた笑いではなく、本当に楽しんで笑ってくれているように見えたそう
それに対して、私は以下の説明をしました
「小学生だからまだその行動で笑ってくれる人がいるけれど、中学生になったら周りも大人になり、いけないことをしたら笑ってくれなくなる。もし笑っていても呆れた笑いになってくる。だから、友達に構ってほしい、見てほしければ、ちゃんと会話で気をひいたほうがいい」と話したところ、
やや怒鳴り口調になり「僕はそれじゃだめなんだ!僕の話はみんなあまり聞いてくれない!」と訴えました。
そこで、会話について、卓球のラリーのようにボールが行ったり来たりしているか、一方的に話していないかを確認したところ
「会話のキャッチボールは理解している。ちゃんときりのいいところでタイミングをみて話してるつもり」というので、
「会話の中身は?自分の興味のあることばかりになってない?」と聞いたら、
「会話も合わせているつもりなのに・・」
と悩んでいる様子。
なので
「ニュースとか、近所の話題とか、6年生がしそうな話題を予習して、会話の練習も日々していこう」と話して、この件は終えました
身の危険を冒してまで友達を気を引こうとするのではなく、社会や友達に認められる行動で注目をもらえるよう教えていかないとなーと、改めて課題を確認
やることはたくさんありますね・・・
今日もお疲れさまでした
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