かっくん
どうして ボクだけ しかくいの?
五体不満足の乙武さんが翻訳をしている絵本です
ストーリーの概略としては
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まんまるの世界、そしてまんまる家族の中に、四角い形をした「かっくん」が生まれます
形は違うけれども、まんまるのお父さんとお母さんはかっくんのことが大好きです
親戚のブツブツおじさんは、かっくんを「まんまるになれ!」というけれど…
かっくんは、自分だけ四角いことに疑問をもつこともありました
滑り台では皆のようにコロコロと転がることができません
丸い子どもたちは「おしくらまんじゅう」をして遊びますが、かっくんが入ると痛いからといって入れてもらえません
そんなある日、皆で出かけた暗い森で迷子になったとき、かっくんの身体が光り、皆を助けることができました
その日から皆のかっくんの見る目が変わり、かっくんは皆の仲間になりました
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というお話です
これに対して
『かっくんが光らなかったら、仲間外れのままだったのか?』
『かっくんは光らなくてもそのままでもいいじゃない』
という意見もあるようですが、私はあまりその辺は気になりませんでした。
息子が、小学校2年生の頃にこの本を読んで、直後に言った感想が
「ぼくは、かっくんだ!」
(ちょっ、ちょっ、衝撃!!)
自分が皆と違うことに気づいていて、そんな風に思ったのかな…
色々な考えが頭を駆け巡り、息子に聞いてみました
「どうして、自分のこと、かっくんに似てると思うの?」
それに対して
「だって、できないこととか多いけど、ぼくもかっくんと同じで仲間がいるから!!」
そっか…(*^^*)
なんか、涙が出そうなくらい嬉しかったです
でも、小学校2年生の頃から、皆と違って色々できないことが多いな…って自分で思ってたってことですよね。
まあ、確かにそう思えるくらい酷かったけれど…
今も困っていることは沢山ありますが、息子の明るい未来を信じてサポートしていこうと思います!
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