はい、手に入れました!黒執事29巻!
29巻の表紙はお初!の藍猫!
今までは無口で、劉の用心棒とはいえセクシー担当のイメージでしたが
今回からは戦闘方向で本領発揮という訳で.....
本誌を全く読んでないので、考察と言っても全く違ったりするかもしれませんが。
一応感想と考えたことを羅列して行こうかと思います.....
↓ここからネタバレ注意↓
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いやーまじで。展開えぐいわー。
まず最初にソーマ王子が出てきた時点で「あっ(察し)」とはなったけども!
以前の陽気さは失われ、アグニの死に囚われている悲壮な雰囲気をずっと引きずってますね。
イーストエンドっぽい貧民街、以前はアグニとカリーパンを配ってたもんな。ソーマ王子がアグニを思い出すだけ、読者の私も辛いです。
貧民に施しをやろうとしたソーマ王子、アグニが頭によぎって、一瞬目が見開いた後.....貧民たちが見るも無惨な姿になってましたが、
ソーマ、右手が血に濡れてましたね。
きっとサマーディ?で精神を解放し、貧民たちを殴り殺したんでしょうね。
サマーディはアグニのやり方に倣ったか、もしくは
アグニの悪魔が憑いた?(それはないか笑)
アグニの右手にはいつも布が巻かれていたように、今回のソーマにも巻かれていました。
だって、尊敬する大好きな執事でしたからね。
アグニの右手のことを神の右手(カーリーの右手)と呼んで、その凄さを讃えていたし。
サマーディによって精神解放すればセバスチャンにも劣らない強さを放つ身のこなしとその右手、そしてこの右手はスパイス調合の上でも神、でしたからね。
奇しくも同じ右手を血に染め、アグニの骨壺を抱くソーマ王子が非常に切なかったし意味深でした。
そんなアグニの死に様と言えばナイフ投げじゃないかってほどナイフで刺されてたのも心にズンと来ましたが、
サーカス編で始末したナイフ投げのダガーを葬儀屋が蘇生したんじゃないか、それで刺客としてアグニに向けたのではないかと思っていたんですが、
どうやらそうではなさそうで。
『お腹のキャンディとったのだあれ』
の文言を意訳すれば真シエルのお腹のキャンディ(=家督相続の指輪)とったの誰って言ってると思ってたんですが
キャンディに注目すると、どうしてそこで真シエルが文言にキャンディを出す必要があるかという話になり。
Twitterを読み漁ってたら、葬儀屋コスでお馴染みの餅月さんのツイートを見つけて、附に落ちました。(あとネタバレ考察も少し拝見.....)
アグニ殺害の際
ナイフの数がノアの方舟サーカス団の人数と同じ
というところでまずサーカス編登場人物の疑い。
そして、ナイフを使った人物がダガー以外にもう1人居たんです。それが
ドール.....
しかも、ファントム社のキャンディを持ってたし、
最期はナイフで坊ちゃんに切りかかってた.....
近くに葬儀屋がいたので蘇生するのは可能。
怖すぎる.....
だいぶ脇道にそれましたが、このあとでドールとか出てきたらめっちゃ怖いですね。ソーマ王子も復讐に燃えてて怖いし大変。
坊ちゃん恨み買いまくりじゃん。笑
一方、劉のところに潜伏する坊ちゃんたちの次なる手はもちろん、
さらなる輸血採集の場を潰すこと。
スフィア・ミュージックホールを潰したとしても、他の供給源が無いはずが無いと踏む坊ちゃん陣営。
うん。私みたいなアホでも輸血基地はいっぱい作っときたいよ。そっち側ならな。
そこで、藍猫とメイリンが潜入したのが、輸血基地と疑われる、ノースヨークシャーのヒースフィールド男爵邸。
予想通りここは男爵がお気に入りのメイドとして新入りなどを自室に呼び、あんなことやこんなことをしつつ眠らせた挙句に、そのまま地下の輸血基地にブチ込むという手段を取ってました。
男爵の自室に呼ばれちゃった藍猫もここで血抜き祭りの被害者になってしまった訳ですが
藍猫を助けようと地下の輸血基地に忍び込んだメイリンを待ち受けるのは、同じように男爵邸のメイドで銃使いのジェーン。またまた美人な方です。
最初からメイリンの動きにいちいち反応する奴だと思ってたら、案の定、そういう奴でした(どういう奴だよ)
しかも「そっちの報酬の3倍で雇うからこちらに付かない?」って揺さぶるし!
やめてぇえええ!メイリンは坊ちゃんの使用人なんですダ!
揺さぶらないでよ.....
だって、絶対迷ってる筈だ
そういうこと、セバスチャンから言われて雇ってもらったんだからな
ここからメイリンの過去編に入ると思われ。
とっても楽しみだけどそれは30巻まで待たないといけないんです。うふふ。
メイリン好きの私にとっては、メイリンのメイン回がくるのが本当に待ち遠しかった!コスプレしたい!(黙れ)
あっという間に読み終わってしまった訳ですが、今回1番寒気がしたのは真シエルの言葉、そして行動ですよ。
まるで一致しない。
こいつ本当に笑顔の天使で、とてもにこやか。一見めちゃくちゃいい奴に見えますけどね。
領民からの収入が減るのを見越した坊ちゃんのファントム社経営に関して感心したようなことを言い、
ファントムハイヴ邸に届いたファントム社のビターラビット人形をキラキラした目で眺めて
弟のことを想うかのような発言とお褒めの言葉の連続、その後、ビターラビット人形たちを
「適当に処分しといて」
ですよ!!??本当に「??!!」ってなった、頭の中に出てきた「!」と「?」が具現化して空に浮いてんじゃねーかってぐらいゲスさにびびった、ただのサイコパスですよ。
真シエルには坊ちゃんへの復讐心は無さそうですが、
「僕がいない間伯爵の仕事をしてくれてありがとう。でも本物は僕で君は偽物でしかないんだ。偽物の君が作ったファントムハイヴ伯爵としての人生は抹消して君のやったことは僕の手柄として利用させてもらうよ。」
というのを(今勝手に頭に浮かんだことを羅列しただけですが)思ってそうです。
あくまで利用するだけっていう。ただそれだけ。
私、推しが葬儀屋なんですけど、この人も動きが読めないな〜真シエルと相まってよく分からない。
まあでもオセロと同期なのは驚いたし、死神時代のポニテ葬儀屋イケメンすぎて記憶飛んだわ。笑
とにかくこれからは「先手必勝」のストーリー展開でしょうね。
まだ体調的にも真シエルは動き出さず、今までに撒いた種(という名のフラグ)で防戦しつつ次の一手を模索してるように見えるし、
坊ちゃんの方は確実に真シエルの防塁を潰すべく次次と手を打ってます(セバスチャンが『篭城戦には兵糧攻め』と言った例えが本当に的確)。
双子でお互いを潰し合う。これは精神的に.....苦しくなりそうだ.....
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めちゃくちゃ長くなりました!びっくり!
余計な考察まで入れ込んじゃったので仕方ないですね。
少ししか頭使えなかったので叙述も言葉足らずも甚だしいですが、今後の展開が気になりすぎて夜も寝れない私でした。笑