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ナンバー1のつづき

 

以下鈴木先生のFBより抜粋です

 

ナンバー2

ケト適応には2つの段階があります。ケトン食開始数日が最もきつい時期(ひとによって違うように思います。)です。糖質代謝中心の悪循環サイクルを断つために、グリコーゲンの貯蔵は少なくなっていくにもかかわらず、糖質を摂ることを避けなければなりません。脂肪の代謝はまだ最適化されておらず、ケトン体の産生もまだそれ程増えません

グリコーゲン1gに対して3,4gの水分が貯蔵のために必要なので、グリコーゲンの減少に伴ってこの時期およそ2kgもの水がなくなります。(私の記録参照)またインスリンは腎臓からのナトリウムの排泄をおさえることで体に水をためこみやすくさせますが、インスリンレベルの低下は余分な水を抜けやすくさせます。したがって、この初期の時期の体重減少はこの2つの効果によるものですから、単に水が減っただけだ(脂肪が燃えたわけではない)という批判はよく聞かれます。これはその通りなのですが、その後は違います。

グリコーゲンが枯渇すると、脂肪が分解され肝臓でケトン体が産生され尿中にも出てきます。これは測ることができますから、十分糖質が制限できているか知ることが出来ます。lこれがケト適応における2段階目の始まりとなります。ケトン体はエネルギー源として利用できるようになっていきますが、まだ安定した適応レベルになっていません。ケトン体の利用に関しては、筋肉と脳において興味深い相互作用があります。ケトン体がまだ少ないうちは筋肉は直接エネルギー源として使いますが、増えるにしたがって使う量は少なくなり、代わりに脂肪を燃料とするようになります。一方で脳は、ケトン体の血中濃度の増加に比例して、ケトン体を使うようになります。このことはつまりケトン体のレベルがある閾値を越えると脳への供給が急に増えることを意味します。この時点で脳はケトン体を頼ることが出来るようになり、それはもはや燃料の欠乏の影響がなくなることを意味するので、精神的な機能を維持するために一日中、頻回に食事をする必要はなくなります。筋肉のほうはいまや事実上、限りないエネルギー源となる脂肪に頼るようになります。これはとくにアスリートにとって価値のあることです。

 

2の②につづく

 

 

 

 

 

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