ご訪問・ぺタ・読者登録・ふぉろーありがとうございます(*^_^*)
(とってもうれしいなぁ~・・・ 心の声)
イイネやコメントもパワーになっています☆
ありがとうございます(*´_`*)
このブログではわけあってがんのことをぽんと表現しています。
親鸞と唯円
こういう話があるんですよ。
親鸞という人がいますね。そのお弟子に唯円という人がいて、歎異抄を書いています。
その歎異抄に出ているのですが、親鸞が唯円にいうのです。
「お前は私のいうことを何でも聞けるか」勿論、とても信仰厚い弟子ですから、
「何でも聞きます。お師匠さまのおっしゃることなら何でも聞きます。」と答えたんです。
「本当になんでも聞けるか、何でも出来るか、私のいうことを何でも守るか、なんでもやるか」こう念を押すんです。いやにお師匠さん念を押すなと思ったけれど、
「はい、なんでもやります。先生のおっしゃることならなんでもやります」
「それじゃ、お前これから人を殺してこい」というんですね。
「先生、それだけは私は出来ません、人を殺すなんて出来ません」
「そうだろう、お前がどうして人を殺せないかというと、お前の中には、人を殺す因縁がないんだ、お前の宿縁としては人を殺すようなこと、人を痛めるようなことができる性分じゃないんだ。そういう風に生まれついているんだ。だからお前がいくら私のいうことをきくといっても、それだけはできないんだ。人間には出来ることと出来ないことがある」そういうようにいわれた。
悪いことをしてしまうのも、それは宿縁でしてしまうのだ。いいことをしようと思いながらも、宿縁があるといいことが出来なくて、悪いことばかり、人の困るようなことばかりしてしまう。人を殺そうと思っても、憎らしいと思っても、人を殺せない因縁の人はどうやったって人を殺せないんです。
人間というものは、前の世からの、過去世からの宿縁によって定められているんだ。わかりますか。これよく聞いておいて下さい。定められている。だから人間がどうじたばたしようと、騒ごうと、前の前の宿縁のまま動いていくより仕方がないんだ、と親鸞はいうんです。そこから他力になってゆくんですよ。
『不動の心』より
自分で出来るところは一生懸命やる。
でも
やってもやっても思うような結果がでないときは
神さまにお願いする・・・。
わたしはそうしています。
それから・・・。
脳科学者の池谷裕二さんのご著書『海馬』にこんな一説があります。
以下抜粋。
池谷 答えがでているわけではないんですけど、やっぱり「神さま」って必要なんですよね。「神さま」という言葉で誤解を招くならば、ここにおいてある「コーヒー」でもなんでもいいんですけど、そういう「存在」って必要だと思います。
糸井 うん。「いま、ここにあるただしさ以上のもの」が必要。
池谷 そうなんです。即物的なものだけではないものが要りますよね。ぼくは特に特定の宗教を信じているわけではありませんが、「神さま」的な存在というのは必要なんです。・・・・。
糸井 無宗教というのは、人間にとって、かわいそうすぎますね。
・・・・・・。
池谷 人間の歴史と宗教の歴史って、たぶんおなじくらい古いわけですよね。そもそも、脳の中には、宗教をつくる回路が用意されているんです。
糸井 えっ?ホントですか?
池谷 たとえば、目がものを見る回路というのが後頭部にあるんですけど、そこを刺激してあげると見え方が変わったりします。運動野を刺激すると、手や足の指が動いたりします。それと同じように、脳を刺激していくと、神さまを感じる場所というのがあるらしいんですね。
糸井 それは、どこですか?
池谷 側頭葉の上の部分の、しかも左半球にあるんです。
糸井 なんだそりゃ?おもしろいなあ!
池谷 そこを刺激すると、おそらくキリスト教徒ならキリスト教徒にふさわしいものが見えるんです。おとなのてんかん患者の多くは側頭葉に問題があって起こるのですが、その側頭葉のすみっこに「神さまが見える領域」があるんです。実際、てんかん患者の中には発作中に宗教的体験をするひともいますし、古代ではてんかん患者は「神の使者」として大切に扱われていた文明もあるのです。
まぁ、そこを厳密に「神の領域」と呼んでいいかはわからないのですが、少なくとも宗教的な体験をする回路が脳にあらかじめ用意されているというこの事実から考えると、神を否定することは、脳にとって自然ではないんですね。
以上
私は何かを学ぼうとするとき
基本が何かとかしくみとかにとても興味があります。
人間の体も、宇宙も、人の気持ちも・・・。神さまも・・・。
まだまだわかっていないことがたくさんありますよね。
でも確かに
脳科学者の方がおっしゃっているんですから
誰の脳にも神さまを感じる場所があるのは間違いなさそうですね・・・。(*´ω`*)
ここまで読んでくださってありがとうございました。
よかったらぽちっとしていただけたらうれしいです(*^_^*)